千羽鶴

投稿日:2014年7月29日

4月に始めた千羽鶴。

紆余曲折の後、ようやくと、目的の地に。

いつも生徒たちのためにたくさんのアイディアを出し、図書館をフル回転させてみえるMrs. Pearsonに進呈。いろいろな物語が詰まっている図書館。さだ子さんの千羽鶴の願いも後世に伝わる人間ストーリー。

そして、ICETとDHSの生徒たちが共同で作ったことの千羽鶴は、中に、たくさんのメッセージが書かれています。みんな、どんな願いをこのツルに託したのでしょう。。。

一番大変だったのは、それぞれに大きさが違ったり、折り方までも違ったりで、それをできるだけ揃えて糸でつなげる作業でした。数名の生徒たちが、何日も、昼休みや放課後を使って、ようやくとできあがったものです。みんなの熱い思いがこもっています。

 

20140728_124733

 

別件のニュースを。

先週の木曜日、ある生徒が、ラップトップをバス停に置いてきてしまいました。

バスの中ならば、運転手さんがバスデポに届けてくれる可能性大なのですが、バス停に置いてきてしまったとなると。。。 出てくれば、ボーナスかな。。。

バス会社に電話をしたり、警察に届けたり。

普段は使わないバス停だということで、バス停に書き置きをしようという案が少し手間取りました。そして、今朝、そこのバス停に行ったら、なんと ”A laptop found! Call me on….” という張り紙があったということ。

見つかったのです! 新品同様のラップトップが。

この方は、バス停でそれを見つけ、ずっと預かってくださっていたとのこと。持ち主が見つかったことをとても喜んでくださいました。

良かったですね。

*****

先日のNational Tree Dayの続きです。

 

 

 

 

 

 

“千羽鶴” へのコメント2件)

  • 髙橋 寿義 (髙橋 芙友)

    2014年7月30日

    Laptop computerを紛失した子供の父親です。
    laptopを拾って届けていただいた方に感謝しています。
    本当にありがとうございます。
    毎日ICETのブログを拝見しています。
    日本を離れオーストラリアでの子供の成長に驚きを隠せないでおります。
    今回の出来事も彼女の大きな成長の糧となったことでしょう。
    人と人とのかかわり、絆ともいえる関係、ホストファミリーをはじめ、心温かいオーストラリアのみなさんに感謝しています。

    返信
    • こんにちは。
      お便りありがとうございます。
      どんなにか嬉しかったことでしょう、laptopを持っていますよ、という張り紙を見つけた時には。失ってしまっていたことで呆然としていた数日が、突如、新しいパワーに満ちた瞬間となりました。
      4月の9万人とも10万人ともいわれるイースターショーの見物客の中で出てきた財布、そして、今度のラップトップといい、この国の人々の善意を感じるできごとで、なんともいえないいい気分を感じます。
      グログを毎日見ていてくださるということ、大変嬉しく思います。ありがとうございます。 
      そうですね、若者達は、毎日、進化を続けています。楽しいこと、苦しいこと、辛いこと、なんでも実体験することで、心の広さ、精神の大きさ、いろいろな感情を理解する心の深さを培われているものと思います。
      彼らの涙も、笑顔も、みんな大事なものです。
      日本からの暖かな視線と応援に感謝します。

      返信

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