ふうかさんprefectに。おめでとう!
投稿日:2014年8月6日
日本の学校には無いのですが、オーストラリアの学校には、prefect(プリフェクト)と呼ばれる生徒たちがいます。
Prefectというのは、最高学年の12年生だけに与えられるもので、それまでの学校生活を通して、学業の上でも、生活面の上でも、下級生の模範になれる生徒、というのが条件です。同級生や下級生からはもちろん、先生方から一目置かれるだけでなく、頼りにされる存在です。
今年は、12年生のコウキ君がprefectとして活躍しています。
学校内のリーダーとして、そして、将来社会の中でリーダーとして活躍することを期待されている生徒たちです。
SRCのメンバーになるのも限られていましたが、prefectになるのは、もっと狭き門です。それだけ、その獲得をめざしている生徒たちが多いということです。
まず、本人がそれに立候補し、DHSの先生方からの推薦と認証を必要とします。誰でもなれるわけではなく、水準を満たしていても、人数が多ければ、水準はさらに高いものとなり、数が絞られます。
今年1年間、11年生のSRCのメンバーとして活躍してきた、ふうかさんが、この称号を獲得しました。
来年度に向けて、10月からこのポジションが発動します。
おめでとう!!!
2013年の1月、押しつぶされるような不安を抱えて一人でシドニー空港に着いたふうかさん。
中学校2年生の時に短期留学した体験から、3年留学をしようと決意し、単身でやってきました。まだ、中学を卒業見込みの段階で。
渡豪に至るまでには、ご両親の不安はもちろん、決意はしたものの募る不安でふうかさん自身の気持が揺らぐ事もあり、さんざん迷いがあったことは想像に難くありません。
でも、最終的には、ふうかさんの強い決意と、そして、ICETでならというご両親のプログラムへの信頼とで、踏み切った3年留学でした。
空港に一人で降り立ったあの日から、1年8ヶ月。毎日毎日、コツコツと勉強し続けてき、地域のスポーツにも参加し、学校行事に常に熱心に参加し、いろいろなチャレンジに前向きに取り組み、ここにこぎ着けたふうかさん。
あの巨大な不安を押しのけて、やってみたいという自分の内面からの強い「コール」を信じ、未来への挑戦に飛び込んだ自分を誇りに思っていることでしょう。
ふうかさんの、信念、自分への信頼、毎日の努力、未知のものに飛び込む勇気、人生への真剣な取り組みなどが確実に実を結んでいるということです。
心からの賛辞と敬意を表します。