Lakemba, the most multicultural suburb in Sydney
投稿日:2014年8月24日
シドニー郊外にLakembaという地区があります。
ここは、最も多種多様な民族が居住しているまさに多文化地区です。
ここには、3つの回教徒のモスクがあり、そのうちのひとつは、南半球で最大の規模と言われます。それだけ、この地区には、回教徒の人々が多く住んでいます。
ここのところ、イラクで起こっているIslamic State (回教徒によるイスラム国)建設の熾烈な戦いは、西欧諸国にとって大きな脅威であり、オーストラリアでも、回教徒の人々とどのように上手に共生し、過激派と呼ばれる人々の動きを阻止するかということが、頻繁にニュースで出てきます。それに伴って特に回教徒の人々が多く居住するLakembaの名前もあがってきます。
生徒たちは、つい最近Global Issuesの授業でMulticulturalismのことを習い、オーストラリアに移民してきているたくさんの民族やその人たちの元々の国や文化のことを学び、発表したばかりです。
普段住んでいるDHS地域は、住民のほとんどがアングロサクソン系ですが、Lakembaは、違う国かと思うほどに住民模様が異なる地域です。たまたま、そこで、Haldon St. Fetivalがあるというので、生徒に声をかけてみました。
行ってみたいという希望が3人からあり、一人は都合でこれなくなったので、2名を連れて行ってきました。あいにくと、雨だったのですが、到着した時には、小雨になり、そのうちに青空が。
通りのある区画を交通止めにし、両側には、食べ物や小物やスカーフやドレスなどを売る店がズラリ。商店街の看板は、アラビア語、韓国語、インドネシア語などいろいろな言語で書かれ、女性の多くがスカーフかヒジャッブを頭にかぶっています。
まずは、フレンドリーがおじさんが作っていたGozleme(発音がいくつか異なるのですが、ゴツレメと呼ぶ人が多いので、ここではゴツレメで。トルコから発して、中東全体にあるおいしいお焼き。中には、フェタチーズとほうれんそうが。そこにレモンをかけてパクッ。)の試食。
少しお腹にこたえた大きなサモサ(野菜をパイ地で包み油であげたインド料理)も。レバノンの有名はケバブ(肉や野菜を薄焼きでラップしたもの)は、もうお腹いっぱいで手が出ず。
住民による国別、文化別のプロセッションがありました。インドネシア、レバノン、ビルマ、バングラデッシュ、シリア、クックアイランド、ベトナム、トルコ、サモアなどなど、この国の民族的豊かさが目の前に展開されたラッキーな瞬間でした。