Prefect Induction 2014
投稿日:2014年9月4日
昨日9月3日は、今月の17日にハイスクールの授業を終える12年生のリーダーたちが、来学期から12年になる11年生のリーダーたちにバトンを受け渡した日です。
リーダーになるために自分を磨いてきている若者たち。学校の模範生として選ばれた若者たち。
さすがに、その多くが、立派だなと感じられる空気を漂わせています。
DHSの生徒たちは、7年生の時からそれを意識していますので、11年生ともなれば、本当に大人の雰囲気を持ち始めます。
ICETの生徒たちは、留学した最初の年に、SRCという称号を持つリーダーたちの仲間入りをするチャンスがあります。外国から来たばかりの留学生が、学校のリーダーたちのグループに招き入れられるということは、通常では考えられないことです。
ICETならの特権です。
DHSとの長い歴史があり、その中で築かれてきた信頼とそれに裏付けられたシステムの中で可能になっているからです。
DHSのPattinson校長先生は、prefectの認証式で、「リーダーたちがみな共通していることは、何かを変えたいという気持を持っていること。そして、最大の特権は、それができる立場にあること」とスピーチされました。
「だから、リーダーなんだ」と。
オーストラリアでは、11年生になると、シニアとして先生たちから大人の扱いを受けます。10年生までの子ども扱いとは、段違い。Prefectともなれば、一目置かれます。
朝は、12年生へのご苦労様の朝食。
認証式には、保護者も招かれ、全校生の前で認証式が行われ、新メンバーたちには、morning tea が振る舞われました。
バトンは、コウキ君の学年からフウカさんの学年に渡されました。
つい先日、卒業生から、大変嬉しいお便りをいただきました。
現在は、
「インターネット時代の消費者行動への対応支援」と定義付けて、県内外問わず日本全国様々な企業のお手伝いをし、より良い社会を作る為に貢献されているということで、日本中色々な所へ講演やセミナーで呼ばれ、本当に忙しい日々を送られているということ。
以下、ICETでの体験をこんなふうに綴ってくださいました。
「今の自分の価値観は間違いなく高校生の時に作りあげられた物だと確信しております。
いつも自分の行動の中心にあることは、「社会の役に立ちたい」という気持ちです。
この先、どこで、どんな仕事をしていようがこの価値観は一貫して変わらないだろうと感じます。
改めまして、本当にありがとうございました。
私と致しましても、高校生という大事な時期に、貴重な体験をすることが、今後の日本の社会で必要と
されるリーダーの育成に欠かせないと感じております。
ICETの事を知ってもらうことが、日本社会をより良くしていく上で重要なことだと感じております。」
時代のグローバルリーダーを育成することは、ICETの教育の中で大きな支柱となっているものです。
こんなふうに卒業生が感じてくださっていて、こんなふうに言ってくださることは、とても嬉しいことです。
毎年、未来のたくさんのリーダーたちが生れ出てくることを願うばかりです。