ドラマの発表会 Ruby Moon

投稿日:2014年9月17日

DHSのドラマの先生、Mrs. Holmesは、斬新な試みをドラマの中に取り入れることで知られています。

日常の小さなテーマをひとつのストーリーに生徒たちと一緒に仕上げていきます。ドラマを選択する生徒たちの中には、異彩を放つ若者たちがたくさんいます。

日本からの留学生にとっては、ドラマのレッスンは、大きなチャレンジです。

ひとつは、言葉。

もうひとつは、その場のものやことに成り切りそれなりの感情移入をするためには、自意識をかなぐり捨てなければならない、ということです。

このふたつの壁を乗り越えたら、授業も、やっていることも、仲間との交流も、初めて、とても楽しいものとなります。その壁が如何に高いものかを体験した生徒たち。でも、それを乗り越えた時の自信と付けた能力は、これからの人生に多いに役に立つことでしょう。

今年の10年生が今学期取り組んだのは、Matt Cameronというオーストラリアの劇作家が創作した”Ruby Moon”という戯曲です。オーストラリアのハイスクールでシニアの生徒たちが取り組むものとしてとても人気があるということ。

とても幸せな一家にある日、不幸が訪れます。娘のルビーがおばあちゃんの家を訪問した時に行方不明になってしまいます。そこから、恐怖と悲しみとルビーの幽霊に脅かされる夫婦の生活が始まります。現場に戻ってくるたびに、疑問は増えるばかり。

夫婦の長い長い台詞のやりとりなのですが、ホームズ先生は、ドラマのクラスにいる生徒たち全員が登場できるよう、夫婦の気持ちの側面が変わるごとに違う生徒を起用するというおもしろい方法を取っていました。

ICETの生徒たちも登場できるよう場面を付け加えてくださったり、いろいろな音を作り出す仕事が与えられました。そして、ICETの生徒たちのがんばりを、とても誉めてくださっていました。

Girls, well done!!

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