海沿い9キロ

投稿日:2010年6月27日

 生徒たちにとっても先生たちにとっても忙しい日々が続いています。毎日の宿題に加え、アセスメントと呼ばれる審査対象になる作品やプレゼンテーションの用意に追われ、そして、いよいよとURAフォーラムの準備も最終段階に入ってきました。今週は多くの生徒たちが夜9時近くまで3夜連続、週末返上で準備に没頭しています。真剣にがんばっている姿には感動を覚えます。 

 既に存在するものに従うのではなく、肉付けをするのでもなく、自分たちで最初から案を練り、構想を考え、情報を集め、議論を重ね、そして、仕上げて行く、それも英語で。無から有を創り上げていくには、途轍もなく大きなエネルギーと努力と知恵が要求されます。生徒たちは夢中になり興奮しながら、その過程に没頭しています。チームで何かを創り上げていくという楽しさと難しさ、いろいろな場におけるリーダーシップの使い分けとその効用、良い物を生み出すプレッシャー、自らの持つ創造性の発揮、そんなすべてのことに大きな刺激を受けているからでしょう。 

 デイビッドソン校は、スポーツも盛んです。PASSという選択授業を取っている生徒たちは、ここ数週間は、練習場でボールを打つ練習をしていましたが、先週初めてコースに出てゴルフを楽しんできました。バスケットボールは、対校試合で、ICETの生徒たちが男女ともにがんばっています。背の高いオーストラリア人の生徒たちとの試合は厳しいところもあるようですが、でも、みんな、熱心に取り組み、放課後の練習にも力が入ってきています。 

ハイキングの出発点

 

 シドニーは海岸線が複雑に入り組んでいるので、海沿いに美しいところがたくさんあります。スピット・ブリッジという跳ね橋があるクロンターフの景観は、慣れた目にも見るたびに息をのんで感嘆するほどに美しいところです。 

 ここからマンリーという観光地まで、海岸沿いに歩く9キロのハイキング・コース、生徒とホストファミリーが一緒に挑戦しました。 

 終着点で、「9キロなんて、たいしたことはないんだあ!」という生徒。「もう疲れて歩けない」という生徒。すばらしいお天気に恵まれ、歩ききった満足感で高揚したみんなの笑顔が輝いていました。 

こんな冒険も。上げ潮でなくて良かった!

 シドニーならではの美しい景色を満喫した楽しい1日でした。

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