コウキ君、おめでとう!
投稿日:2014年12月1日
日本から朗報が届きました。
DHSの卒業式に出席、その後、そのまま空港に駆けつけ帰国したコウキ君。週末日本である大学試験に臨むためでした。
長い長い2週間が経ち、今日発表になりました。
コウキ君が勉強したいと思っていたのは、国際経営。この学部がある大学は比較的少なく、彼が視線を向けたのは立教大学でした。東京のど真ん中にありながら、ツタが校舎に絡まるとても落ち着いた雰囲気のある大学です。
国際経営学に関心を抱くようになったのは、DHSの選択授業のBusiness Studiesをするようになってからです。この教科は、ICETの生徒たちが過去何人も選択し、とても楽しんでいる教科です。教えてみえるMr. Mottがまたとても優しく、生徒たちは、みな、この先生の虜になります。コウキ君もまた、その一人となりました。
将来、国境や国籍を越えたビジネス界のリーダーになりたいと思うようになり、そのためにはここがいい、といろいろ調べ、研究して選んだ大学です。
コウキ君の人柄を示すエピソードがあります。
ICETでは、毎年URAと呼ばれるフォーラムが開催されます。他校から、国籍は25カ国を越える高校生たちが集まり、現代に生きる十代の若者達が抱える問題や課題、その解決方法などを2日間にわたって議論します。
毎年、会長は、ICETを通してDHSのシニアに通っている12年生がなる習わしになっています。4月の終わりから2ヶ月企画を組み、6月末の開催に持っていきます。
4月の始め、相談があるのでミーティングを開きたいと友人のマオさんと一緒に言ってきました。「もう準備に入るのかな、まだ少し早いのでは。。」くらいのつもりで臨んだところ、すべての内容がもうすっかりと出来上がっていて、すぐにも開催できる状態に整えられていました。
過去の記録に全部目を通し、改善したほうが良いという提案内容を取り上げ、トピックを考えてきた、と準備万端なのです!
もう、その準備の凄さにただ感嘆。
その姿勢を、彼は学習のすべての面において、そして、日常生活のあらゆるところに充当していました。
そんな具合ですから、物事の企画が上手にいくだけでなく、学習も、そして、旅の準備もすべて先に先にと進めていきます。
国際ビジネスリーダーになりたいという彼の夢。これからどんな形で実現していくのでしょう。
その一歩を進める扉を彼は今日開きました。
心からの賛辞を贈ります。おめでとう!!!