Harmony Day

投稿日:2011年3月28日

 ちょうど、1 か月ぶりでスワンヒルを訪ねました。今回は、生徒たちと一緒にHarmony Dayに参加するためです。

 先週は風邪をひいていたという生徒もいましたが、5名とも、そろってとても元気でした。

    人種や文化の差別なく、地球上のすべての人々が和の中に集うのが、Harmony Dayです。

 オーストラリアの色々な都市で、町で、開催されます。スワンヒルは、去年が始めて。今年は、ICETの生徒たちが数名いるかもしれないとわかると、アレックスのパパが実行委員だったので、「日本人にもぜひとも参加してほしい」と去年のうちからお誘いの声がかかっていました。なんともありがたいことです。

 なんともカラフルな衣装を着た人々に溢れていました。1998年にICETが始めてスワンヒルに生徒を送り、99年にプログラムがスタートした時には、私たちのグループが唯一の外国人グループだったようなところです。それが、今では、こんなにも国際色豊かになっているとは!

 5、6年前にスーダンからの難民を町を受け入れることを決め、そこから急速に、この町の国際化が始まりました。インドネシア、インド、トンガ、韓国、ナイジェリア、スーダン、フィージーなどなど、本当にたくさんの人々がこの町には住むようになっています。10年前には想像もできなかったことです。

MacKillop Collegeの校長先生も国際結婚。奥様はガーナから。

 

 ICETの5名の生徒たちは、お習字と折り紙の紹介。たくさんの人たちが、日本コーナーを訪れてくださいました。

  生徒たちからは、ぜひとも、日本の食べ物を作りたいという申し出があったのですが、公共の場であるがゆえに、特別の免許を持っているか、あるいは、あてがわれた特別な場で調理したものでなければダメということが申し渡されていましたので、その案は、あきらめざると得ませんでした。

 日本コーナーには、募金箱を置かせていただける許可が出ました。スワンヒルは、山形市と姉妹都市締結を結んでいます。「この火曜日に、避難民の受け入れ都市になっている山形のために何ができるかを話し合うのだ。なんとも痛ましい。僕たちも心に深い痛みを感じている」とスワンヒルの市長さんも寄付をしてくださいました。

 いつの間にか、120ドルのお金が集まっていました。

 5名が、スワンヒルの住民としてコミュニティの一大行事に参加できたことは意義のあることでした。

 途中でインクを浴衣にこぼしてしまったり、活動している間に徐々に浴衣が乱れてきたりと、慌てる場面もあったものの、皆さんに喜んでいただける活動ができました。マコさん、ミホさん、アキホさん、ミズキさん、ユリアさん、ご苦労様でした。Well done!

 最後は、花火でのしめくくり。手が届きそうなほど近くに見上げる夜空の花は、すばらしくきれいでした。

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