変化は好機

投稿日:2011年7月26日

 しばらくご無沙汰しました。

東京に向けての新幹線があと5分後に出発します。(もうすでに翌日になってしまっていますが)

 保護者の皆様、お忙しい中、たくさんの時間を割いてくださって、ありがとうございました。岡山でお目にかかったすべての方々に、深い感謝を捧げ、そして、それぞれの方々に幸多かれと願いながら、次の目的地に向かいます。

 車窓から駅の構内を眺め、半年前、多くの生徒たちが岡山、大阪、盛岡とそれぞれの土地からオーストラリアという新天地に向かって旅立った時に抱いていただろう想いに心を重ねています。

 保護者の皆様の熱い熱い想いは、必ず、生徒たちの情熱を燃やす糧となって届くことでしょう。

 12年生の皆さん、Trialが順調に進んでいることでしょう。今まで積み重ねてきたものが十分に出せることを祈っています。もう、半分終わりました。あと、半分、緊張して硬くなるのではなく、力試しと思って気楽に受けるほうが、むしろ、実力が出せるのでは・・・

 私は、これからみなさんの夢を乗せて、いろいろなキャンパスを歩いてきますね。来年の4月にあなたたちがそこを闊歩していることを想像しながら・・・

 10年生の皆さん、今、回りにいろいろな変化が起こっています。

 変化は、それをpositiveに捉えるか、negativeに捉えるかで、その後の物事の巡りは、まったく違ってきます。

 昨日、たまたまある保護者の方から、「すべては必然だと考える」というお話がありました。私も同じ考え方をします。偶然ではなく、必然なのだ、と。偶然には、自分の予知も、考えも、力も及びません。そこから、学ぶことも限られます。

 でも、必然であれば、そこから未来を予知し、次を予測することができるだけでなく、起きていることから学ぶことができます。どう受け止めるか、何を学ぶか、そして、自分がそれを元に創り出すものは、「自分」であり、自分の力であり、自分の目標であり、自分の未来です。

 すべて、自分にかかってきます。偶然という逃げ道はなくなります。

 変化は、好機です。

 変化は、新しい柔軟性を要求されます。変化は、新しいものの見方を余儀なくされます。変化には、新しい血が吹き込まれます。

 世の中の動きは、毎日、凄まじい勢いで変わっています。自分の周りに起こる環境の変化を上手に捉え、自分の考え方、対処の仕方、行動の仕方を柔軟に変えていくことは、結果として、自分にさらに重要な道具、しいては財産を付け加えることになります。

  その中で大事なことは、「自分」の軸を見失わないことです。軸となるものは何でしょう? 今のあなたの軸になるものは、次のものです。

・  自分に偽りのない自分であるかどうか。

・  留学生という立場にある自分が、その責任を果たしているかどうか

・  留学生という立場にある自分が、自分に課した目標や大志や夢や希望を果たす努力を継続しているかどうか

・  正真正銘の自分の誠意で周りに人々に接しているかどうか

  この4つがしっかりしていたら、あなたの生活にブレはなく、環境の中にどういう変化が起こっても、その変化を前向きに、そして、柔軟に受け止めることができるでしょう。そして、あなたの行動にも、あなたなりの美が伴うはずです。

 今のこの瞬間は、二度と戻りません。今を大切に。

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