届いたオブジェ
投稿日:2011年7月26日
宮城県白石市にお住まいの高橋敬夫氏のもとに、ICETの生徒たちが数週間かけて一生懸命作ったメッセージのキャンバス9点がようやく届きました。
郵便でかろうじて送ることができた少し小さめのサイズ。休暇中、ツバサとTommyが苦心しながら包装し、郵便局まで運んでくれました。
郵便では送れなかった大きなキャンバスは、私が飛行機に持ち込み、関西空港から宮城県に宅急便で送られました。
残りの7点は、来週福島からシドニーに見える川井さんが日本に持って行ってくださることになっています。
それぞれ届けられた場所で、子どもたちが、鶴に息を吹き込めば、鶴が花畑を舞うような恰好になり、「共同制作」の作品になります。
高橋様から、次のようなメッセージがありました。
「小さなサイズは、DVDと併せ、すでに,私の勤務校の小学生に紹介したり、勤務校のある町の施設に避難しておられた山元町の方々に届けたりしました。
日本語で書かれたメッセージを読み、小学生なりにその温かな心に感謝していました。
また、山元町の方々は、遠く海外からの心遣いにとてもありがたがり、近日中にできあがる予定の仮設集会所に飾りたいとおっしゃっていました。」
大きなキャンバスは、中学校に届けてくださるということです。被災地の子供たちに、オーストラリアに留学している日本の高校生たちの、そして、地域のオーストラリアの人々の心がしっかりと届くことでしょう。