さんご礁と熱帯雨林への旅
投稿日:2010年10月3日
朝4時。まだ暗い中、ICETの1年目の生徒たち全員が学校の前に集合しました。ホストファミリーが朝早く、学校まで送ってきてくださいました。
今日(10月2日)は、待ちに待ったケアンズに旅立つ日です。ショーツに半そで。すでにケアンズ用のいでたちの生徒、大きなスーツケースをぎっしりといっぱいにしてきた生徒。眠そうな顔をしている人はなく、みんな、元気いっぱい。楽しそうに出発していきました。禮子先生からは、18人分の朝ごはんのおにぎりの差し入れ。
今回の引率は、担任のMr. KolokossianとMrs. Shannon. オーストラリアの学校の規則では、男女の生徒が旅行に出る際には、引率の先生も男女がきます。ICETには、英語環境が保てる女性の先生がいませんので、今年は、生徒とは普段接触がないのですが、いつも、見えないところでこの旅のアレンジをしているFiona Shannonさんが同行することになりました。(ICETのスタッフ紹介のところをご覧ください)。彼女の3男のDavid君が、ちょうど16歳。ICETの生徒たちと同じ年代です。彼は、日本に関心があり、日本語を勉強し、来年は、5月から7月まで日本に短期で行くことを考えています。ICETの生徒たちと一緒に旅行するのは、どちらにもたくさんのメリットがあります。
予定を簡単にご紹介しましょう。
1日目: 6時出発、ケアンズに9時過ぎ到着
残念ながら、今日は、雨がひどく降る瞬間もあったようです。でも、ケアンズの町を歩き、買い物をし、夕食の材料を買
い、そして、夜は毎年恒例の浜辺の前でのBBQ。雨の中、プールで泳ぎ、楽しんだとのこと。
2日目: ケアンズは海沿い。そこから熱帯雨林をくぐりながら台地を上る小さな電車に乗って、Kurandaという町に行きます。そこに
は、先住民のアボリジナル文化センターがあります。踊りを見たり、ブーメランの投げ方を教わったり、先住民の文化を学
びます。Kurandaには、市(いち)が開かれていて、珍しい物がたくさん置いてあります。
3日目: 熱帯雨林の台地の探索。渓谷の岩肌や滝の景観を眺め、ケアンズの自然の美しさを壮大さを満喫します。
4・5日目: 熱帯雨林の内部の探検。そこに生息する動物や植物との出会いがたくさんあります。夜間の動物観察は、何が出てく
るのかドキドキワクワク。翌朝の鳥に囲まれて食べる朝食もなかなかできない体験。
6日目: 椅子に座って、熱帯雨林の上を飛ぶジャングルサーフィン。最初は「怖い」と言った人が、終わった瞬間「またやりた
い」というほどの快感を味わう楽しい瞬間。そして、熱帯雨林の中を縫う河のクルーズ。ワニの赤ちゃんに出会うかな・・・
7日目: 船で沖に出て、Great Barrier Reef に。 スノーケルをつけてもぐり、美しいサンゴを見たり、たくさんのかわいい熱帯魚と
と泳いだり。
8日目: ああああ、もう、シドニーに戻る日に戻る日になったしまった・・・
どんな体験をしてくるのか、その中身は、シドニーに戻ってからの生徒たちからの直接の感想に任せましょう。