3学期終了
投稿日:2011年9月24日
ユカさんから記事の投稿と写真が届きました。
「最近だんだん暑くなってきました。
それでも冷え性なわたしはヒーターとホットボトルは手放せません:)こないだ一番下のホストシスターのちょっとはやめのミニ誕生日会がありました。
なぜちょっとはやめのミニ誕生日会かというと、本当の誕生日の日はパパがスキー旅行だから家族そろってはできないということでちょっとはやめのミニ誕生日会をしました!
おいしいご飯やケーキなどとてもたのしかったです。
残るは大事なプレゼント渡しです。プレゼントはなかなか悩みました。何をあげようか迷ったすえにアクセサリーと写真でこったのをあげました。喜んでもらえなかったらどうしようと思いながらどきどきしながらわたしました。
その結果。まさかの。アイロン争奪戦をしてけんかしたりしてたあの子が、泣いて喜んでくれたー!!
誰がくれたプレゼントよりユカのが、一番大切とまで言ってくれました。 逆に泣きそうになってしまいました。
姉妹愛がさらに深まったミニ誕生日会でした。 by Yuka
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3学期が終わりました。
最後の授業は、10月1日出発のケアンズへの「さんご礁と熱帯雨林」の旅の説明でした。
もう、待てないという興奮状態で、生徒たちは学校を去っていきました。
今週末は、ちょうど、ゴールド・コーストの生徒たちが、民子先生に連れられて、バリア・リーフに個人ツアーで出かけています。とっても楽しい時間を過ごしていることでしょう。
留学の3学期は、学術的な意味でも、社会生活の上でも、留学の最高潮を体験する学期です。
英語がわかるだけでなく使えるようになり、授業も相当に難しくなり、選択教科でもアサインメントの内容に実のあるものを求められます。
社会生活では、ホストファミリーの生活パターンの一こまに成り切り、役目を持ち、地域の活動でも自分の存在を認められるようになってきています。
能力の上でも、友だちとの輪の上でも、社会生活の行動範囲においても、自分のboundaryが確実に広がっていく時期です。
一方、難しい選択を迫られる時でもあります。
毎年、この時期には、残る、残らないという決断を下す立場に自らを置く生徒が出てくるからです。
そういう選択肢があることはすばらしいことなのですが、その過程を経ることが、生徒本人はもちろん、日本のご家庭、日本での在籍校、1年で帰国する生徒たち、とみんなの心理や関係などに多かれ少なかれ、いろいろな影響を及ぼします。
留学について見つめなおす良い機会であり、将来を真剣に考える良い機会でもあるのですが、心をいろいろに揺すられる面があるのは否定できません。
それに加えて、今年はメンバーの移動があり、授業の再編成がありと、そこでも、様々にみんなの気持ちが微妙に揺れる場面もありました。
でも、みんなそれをしっかりと乗り越え、絆を強めながら、無事に3学期を終了しました。
シドニーは、世界でも最も美しい都市のひとつです。季節は、今は、寒くもなく暑くもなく、最高の陽気です。
この休暇を存分に活用して、日本ではできないことを優先に、思う存分充実した日々にしましょう。