ケアンズ2

投稿日:2011年10月3日

 日本との時差が2時間になりました。

 日曜日の午前零時、時計の針は、1時間先に進みました。年間を通して日照時間をできるだけ多くするための制度です。

 日本が午前10時なら、オーストラリアは正午の12時です。

ケアンズの3日目。

 楽しい時間は、容赦なく過ぎていってしまいます。もう3日目です。どんなにか、楽しい時間を過ごしていることでしょう。

 「すべて順調」という知らせしかありませんので、まさに、”No news is good news”というところです。

 今日は、Atherton Tablelands (アサートン高原)と呼ばれている熱帯雨林の高原地帯に行きます。オーストラリアを縦に横切る分水嶺の一部を成しているところです。標高が千メートル以上のところもあり、熱帯林がうっそうと繁っている地域です。

 ここに、Eacham(イーチャム)湖というなんとも美しい湖があります。雰囲気としては、摩周湖を思わせるような感じです。そこでも泳ぎ、また、Milla Milla Falls(ミラミラ滝)という滝つぼでも泳ぐことができます。Josephine Falls(ジョセフィン滝)という岩が段々になっている見事な滝にもいきますが、ここは、泳ぐのはちょっとムリでしょう。

 今日は、チョコレートやチーズを作っているところに立ち寄ります。

 時々ある展望台からは、海に向けて、あるいは、樹海の上の、すばらしい眺めを堪能することができます。

 アボリジナルの人々が岩に残した絵や伝説の話を聞くチャンスもあることでしょう。

 宿舎に戻るのは、夜8時過ぎ。長い長い、1日です。

4日目の明日

 Port Douglas(ポート・ダグラス)の野生動物園で、小鳥に囲まれての朝食。

 午前中は、この地域の動植物がどんな環境に住んでいるかのお勉強です。

 午後は、Cape Tribulation(トリビュレーション岬)で自由時間。「苦難岬」などという変な名前の岬で、ケアンズからは、100キロ余離れたところにあります。

 1770年に、ジェームス・クックが船長だった英国帝国からの探検船が危うく座礁しそうになったところです。さんご礁で船底を削られ、水深のあるところを求めて着いたところが、この岬でした。こういう名前を付けたことも、そして、そのまま残しているのもおもしろいです。

 この辺一体の広大な地域が、現在は、Daintree National Parkとして、自然破壊から護られています。

 この岬で数時間遊んでからケアンズの町に戻ります。 

 

コメントをどうぞ

お名前(必須)

メールアドレス(必須)

URL

ブログトップへ戻る