銀行口座
投稿日:2012年1月12日
留学先での生活費の送金をどうしたらいいか、銀行口座の開設はどうすればいいかというご質問が保護者の方からありましたので、以下、ご説明いたします。
こちらでお金が必要となるものは、お小遣いとスポーツなどの参加費のみです。お小遣いにいくら使うかという指定も限定もありません。しかしながら、注意することはあります。
お金は、当たり前ですが、出かければ出かけるほどかかります。食べ物はホストファミリーが提供してくださいますが、その他に学校のキャンティーン(おやつやランチを売る売店)やショッピングセンターのお持ち帰りの店で食べ物を買えば、そこにもかかります。
どのくらいかかるかは、生徒が作りだす生活様式で違ってきます。
年間ほとんどお金を使わない生徒もいます。多額なお金を使う生徒もいます。どこまでというのは、出発前に一応の目安をご家庭で決められることが大事かと思います。
お金が要るのは、学校以外のスポーツに参加する場合です。種類によりますが、1学期(10週間)100~130ドルくらいが目安です。学校にもスポーツがたくさんありますが、訓練を含む本格的なスポーツに従事したい場合には、学校外になります。
以下は、お小遣いの送金方法です。
① 日本でご家族が使っていらっしゃるクレジット・カードに直結させたカードを発行してもらって持参すれば、こちらでどのATMでも現金を引き出すことができます。保護者の方は日本にいらしてお子さんがいくら引き出しているかを定期的に確認することができます。
最寄の為替銀行に相談されてもいいでしょうし、今まででは、Citybankを利用された方が多いです。
② こちらで銀行口座を開設する場合は、パスポートを持っていくだけで容易に開設できます。最初は、10ドルでも100ドルでも開設可能です。銀行がカードを作成して発行しますので、その後は、そのカードで最寄のATMで引き出せます。
日本の銀行から、こちらの開設された口座に送金するのは最寄の為替銀行で簡単にできますが、その度に手数料がかかります。日本には、こちらでの引き出し具合の明細は送られません。
③ 基本的に、大きな額を一度に入金することは、もちろん、お子さんの性格にもよりますが、ついつい気持ちが大きくなって余計に使ってしまうという危険はなきにしもあらずです。
④ 日本円を持参してこちらでドルに変換するのは、変換率が一番低いので得策ではありません。
留学当初は、ほとんどお金を使う機会がありません。すぐにオリエンテーションの合宿が始まり、最初の2週間くらいは、週末はホストと過ごすことを奨励(ほぼ強制(笑))されますので、あまり使うところがありません。出発時には、日本円にして1万円も現金化されておけば十分ではないでしょうか。もっと少なくても大丈夫です。
銀行口座の開設は、みんなで一緒にしますので心配要りません。
留学に関する具体的な続きや、留学してからこんなことが心配ということがありましたら、icet@icet.edu.au にご連絡ください。
全員に関係することであればブログで、個人的なことであれば、メールでお返事を差し上げます。こんな些細なことでいいのかなと躊躇される方もあるようですが、どんなことでも明瞭にすることが大事ですので、どうぞ、ご遠慮なく。