Homestay 

投稿日:2012年1月19日

 ホスト・ファミリーのオリエンテーションが開催されました。

 留学してくる皆さんにとって、一番関心があるのはホストファミリーとの生活だと思います。

 どんなファミリーなのだろう、上手に一緒にやっていけるのだろうか、絶対家族の一員なる、あんなことをしてみよう、こんな話をしよう、といろいろなことを考え、期待を募らせたり、不安になったり、気持ちが上下左右にいろいろに揺れていることでしょう。

 まったく知らない人のお家にお世話になるのですから、様々な想像を巡らし、自分の想像で一喜一憂するのも自然なことなのでしょう。

 心配しないでください。あなたが、お互いに、相手に関心を持ち、相手に優しくし、そして、一緒に良い関係を作り、一緒の時間を楽しむのだという気持ちさえ持っていたら大丈夫です。

 あなたの大きな笑顔と誠意を持ってきてください。必ず、温かく迎えていただくことができます。

先輩ホストの体験談やアドバイスに熱心に耳を傾けられています。

 

 今日は、夕方、ホストファミリーの皆さんが集まってくださいました。

 ホストの皆さんにとっても、1年間家庭を解放し、みなさんを預かるということは、大きな楽しみである一方、勇気を必要とする決断です。真剣な commitment です。

 今まで受けてくださったホストファミリーは、「1年の成長を目にすることは、本当にすばらしい体験だ」と言われます。

 「息子が一人っ子なので、一緒に育つ兄弟姉妹が欲しい」

 「小さな頃から自分の子ども達を国際環境に置きたい」

 というお宅もあります。

 「日本が大好き」というお家もあります。

 「自分が若いときにヨーロッパに旅をしてとってもよくしてもらったから、高校生が日本から来るのであれば、そのときの恩返しだと思ってぜひ受けたい」という方もいらっしゃいます。

 ホストファミリーの待ち遠しい気持ちでムンムンとした熱気に包まれた2時間が、あっという間に過ぎました。

 もうすぐですね。出発は。

PS

 帰国した生徒たちと連絡を取り合っているホストファミリーは、とても幸せそうに活き活きとその話をされます。帰国以来何も連絡がないというホストファミリーは、どんな寂しい思いでそうした話を聴かれているかと思うと、連絡を取っていない生徒の配慮のなさが浮き彫りになります。留学は、帰国後にも、続いているものなのですよね。せっかく築いた絆であれば、大事にしましょう。

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