English learning

投稿日:2012年2月12日

ICETのプログラムの軸のひとつは、英語学習です。

この国には、世界中から移民してきます。その人たちが1日も早く学校で教育を受けられるためには、そして、職を得るためには、この国の公用語である英語の習得は絶対的な条件です。そのための英語教育は国家が推進しているものであり、極めて充実しています。先生たちもすばらしい人材が養成されています。

ICETのプログラムは、そのメリットをフルに受けています。それだけでなく、ICETの英語の先生たちは、みな、異文化の中で学習し、生活した体験があり、数ヶ国語を話します。それ故に、日本から留学してきた高校生が、言語学習の上で、心理上で、どんな経過をたどるのか、どんな困難にぶつかるのか、といったことを身を持って体験していますから、生徒の状態をよく理解できます。

ICETの英語学習コースは、様々な人々の知恵と体験と豪政府の豊富な材料を組み合わせ、日本人の英語学習の長所を上手に利用し、短所を克服し、そして、「英語」ではなく、大学の受験ではなく、英語圏で学習し、生活できる’English’を培うことを目的として構成されています。

ひとつひとつ日本語に置き換える日本語のフィルターを通して英語を学ぶ方法から、EnglishをEnglishで学ぶことが一体、どれほど難しいことか・・ でも、それを超越しないと、本当に流暢にはなっていきません。

これから、毎週、簡単ですが、どんなことをどのように学習していくかを、少しずつご紹介していきます。

9年生と10年生に関してです。

Academic Reading:これは、学習のための読書、学習の基礎となる読書、とでも言えばいいのでしょうか。

与えられた文章を読み、

・ 主題を見つけるためにはどうすればいいのか

・ 読む前に必要なこと - 内容を予測する、斜め読みする、自問する

・ 発明に関する記事を読み、段落ごとに中心となっていることを拾い上げる

 

Global Issues (世界のできごと): 

・ コースの学習目的の概要

・ 現在の世界の課題・問題は? (グループで案を出し合う)

・ 世界地図 (大陸と世界の国々の名前と場所をめいめいがもらった世界地図で確認し、名前を覚える)

・ ディスカッション (世界で起きている大きなニュースがどこの国や地域で起きているかをピックする)

 

Reading and Literature (読書と文学)

・ 「Fly Away Home」という本の4章と5章を読み、登場人物と主なるできごとをピックする。

・ 6章を読み、内容についてディスカッションし、それについて感想を書く。

 

ESL 9

・ 自己紹介の仕方、語彙、自分についての短い話、練習。

・ コミュニケーションの様々な方法について学習。ディスカッションした内容を、Edmodoに貼り付ける。

 

ESL 10 

・ 自分に関して作成したポスターの発表。

・ コミュニケーションの様々な方法について学習。ディスカッションした内容を、Edmodoに貼り付ける。

 

結構、難しいことをしていると思われませんでしたか? 生徒にとってとても大事なことは、授業でしたことをホストと話す、ホストとの実際の生活の中で机上で学習したことを練習するということです。

それを毎日繰り返していたら、自然に英語の力はついてきます。ここが、一番、肝心なのです。

でも、これが一番難しいのです。なぜか・・・  ぜひぜひ、実行して欲しいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメントをどうぞ

お名前(必須)

メールアドレス(必須)

URL

ブログトップへ戻る