地域のスポーツ
投稿日:2012年2月13日
日本の学校にはクラブ活動があります。
こちらは、学校によって異なりますが、学校自体がクラブ活動を組織しているところは稀です。ある教科の先生が個人的な熱意と関心から、写真同好会やダンスとかバンドのグループを編成するというようなことがあれば、それがクラブとして定着します。でも、その先生がその学校を去られれば、活動も消滅します。
DHSのダンスアンサンブルは、ピード先生が17年間、毎週日曜日に学校に来られ、ダンス活動を続けてこられました。ピード先生が退職で辞められ新しい先生に代わりましたが、同じ活動が継続されるかどうかは、これからのことです。
学校では、そうしたスポーツや芸術活動が限られている分、地域での活動が極めて盛んです。日本でもサッカーは、徐々に地域に広がっています。
地域でスポーツを組織するのは、とても良いことです。
まず、学校は、3時過ぎに終わります。生徒だけではありません。先生もです。4時を過ぎれば、学校に残っている先生の姿はほとんどありません。ICETの先生がたくらいでしょう。
地域のスポーツの多くは、保護者がコーチなので、お父さんの帰宅も早いのです。日本のように、帰宅が夜遅くというのはあまりありません。6時頃までには帰宅しているのが通常です。練習は、平日の夕方から夜にかけて行われます。
そして、土・日は、お父さんやお母さんの出番です。スポーツ・グランドは、大人と子供、家族でいっぱいになります。
サッカー、ラグビー、バスケットボール、クリケット、ネットボール、野球、テニスなど、様々なスポーツが至るところで行われています。
こうした活動を通して、子供たちもまた大人も地域と言う単位で交流し、地域の中に自分の居場所を与えられます。とても健全なコミュニティが形成されます。
ICETの生徒たちが、こうした地域のスポーツ活動に参加することはすばらしいことです。地域社会に馴染む意味でも、また、本当にAussie(オージー:オーストラリア人のことを親しみをこめて呼ぶ名前)の生活の一部になるためにも、そして、たくさんの友だちを作る上でも。
今年は、バトミントンや空手をしたいという生徒もいます。
バスケットボールとサッカーで週日のほとんど毎日がプレイになる生徒もいれば、野球、バスケットボール、サッカーと時間が許す限りスポーツに専念する生徒もいます。日本とは違ったスポーツの楽しみ方をするのもいいことです。
今が、各種のスポーツの登録時期です。各学期だいたい$130ドルから$150ドルくらいですが、バドミントンは$380ドルもすると知り、間違いではないかとびっくりしたのですが、確かにそうだということ。なぜ、そんなに高いのか不思議です・・・
学校では、水曜日がスポーツの日なのですが、雨続きで、留学してからまだ1度もスポーツをしていない人もいます。今週こそは、晴れて欲しいのですが、毎日と言いたいくらい頻繁に、烈しい夕立が起こります。
今日は、サーフィンをするグループが海で泳ぎのテストがありました。みな、合格ということですので、来週は、いよいよボードで波乗りのチャンレンジ。なんとも楽しいことです。
今週の木曜日は、水泳大会。これも楽しみです。