盛岡からの来訪

投稿日:2012年3月12日

盛岡中央高等学校の及川先生が来訪されました。

毎年、同じ時期にシドニーにお見えになられます。去年は、こちらにいらっしゃる間に、東北が地震と津波に襲われました。東京から新潟のほうに出て、そこから大変なおもいで盛岡にたどり着かれました。

この1年は、言葉に出せないいろいろなご苦労があったようです。

盛岡から一人で参加のハルノさんは、何週間も先生がいらっしゃるのを毎日待ち焦がれていました。

 

たまたま英語の授業風景を写真に納めることができました。これは、「読書と文学」というクラスです。

「Fly Away Home」という小説を読んでいます。

各章を読んで、ポイントを掴み、筋書きを理解し、キャラクターの性格についてディスカッションします。

写真のクラスは9年生ですが、10年生も同じ本を読んでいます。

この物語は、13歳の女の子Amy (エイミー)に起こった実話を題材にしたものです。お母さんを亡くした後、彫刻家のお父さんに引き取られるのですが、なかなか馴染めません。そんなある日、土地の開発者たちによってひっくり返された鳥の卵の巣を見つけます。

家に持ち帰り暖め続けた卵はやがて雛になりました。鳥は、ガチョウでした。母親代わりのAmyの後をついて歩くガチョウの雛たちをどうやったら野生に戻すことが出来るのか・・・

Amyとお父さんのThomas(トーマス)が共通の目的を持ちました。二人は、徐々に、温かな関係を築いていきます。

ハルノさんのお世話になっているSherley(シャーリー)家を訪問。去年、ユカさんがお世話になりました。

このお家の長女Erin(エリン)は、今年、盛岡の国際フォーラムに参加することになっています。

若い人々が国境を超えて交流しあうことは、本当にすてきなことです。

 

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