Canberra 4
投稿日:2012年4月28日
CSIRO – Commonwealth Scientific & Industrial Research Organisation という機関があります。
連邦政府科学産業リサーチ機関とでも訳せばいいのでしょうか。オーストラリアの科学技術のパイオニアとしてこの国の工業や農業や生活全般に貢献しています。
例えば、破れない、濡れても大丈夫、そして、コピーをすることができない特殊なプラスチックのオーストラリアのお金は、この機関で考案されたもの。今では、世界中がこの恩恵を受けているWi Fi、これもここでできたもの。このお陰で、アメリカから特許のお金がどっさりと入ってくるので、研究費が豊富にあるとのこと。
ポリマー、微生物、オメガ3、そして、熱エネルギーなどの分野で研究が盛んに行われているということです。食べ物と健康及び病気との関係の研究も盛んで、栄養やダイエットの本もたくさん出ています。
子どもたちがよく見学に来るのでしょう。顕微鏡や標本など様々な面白い実験ができるものが置いてありました。
ここで一番最初に見せていただいたものは、stick insectなるもの。小枝のようにカモフラージュにして木々の葉の間に身を隠して身を守るとのこと。カマキリがこんなかわいい顔をしているなんて・・・ メスは卵を持つために、オスの3倍くらいの大きさがあるとのこと。
もっと遊びたかったようですが、そこから、国立博物館に。