Yr 10 Music Performance

投稿日:2012年5月22日

アリサさんからの寄稿です。

「日本から旅立って四ヶ月になりました。オーストラリアはだんだんと肌寒くなってきたようです。

私の英語力はというと、自分でも正直わかりません。今は焦りと友達や家族や親戚からの期待に答えようと頑張っています。最近出来るようになったことは、日常会話が7割近く聞き取れるようになったことや、フードテクノロジーで料理を作る時、前よりもレシピを解読できるようになったことです。しかしまだまだ全校集会で言われていることや、オーストラリアの友達同士との会話など聞き取れないことも沢山あります。

まだ六ヶ月半あると皆は言いますが、私はもう六ヶ月半しかないと思います。この与えられたチャンスを無駄にせず、後悔しないように過ごします.

また最近では、日本語を教えに土曜日に日本語学校へボランティアに行っています。私の担当学年は最高学年で、ほとんどの子がペラペラです! 私も負けずに努力しようと思うボランティアでした。

悔いの残らない留学生活にします。」 by Arisa

ありがとう、アリサさん。

言語学習は長い時間を要します。複雑な気持ちが見え隠れしますが、みんな一緒にがんばりましょう。

*******

今晩は、10年生の音楽の授業の成果の発表会がありました。発表会といっても実はテストなのです。保護者やお客様に見ていただくことで自信を付けましょうという主旨のようです。先生は、後ろで採点。生徒たちは、ナーバスになる生徒もいれば、実に堂々と楽しみながら演奏する生徒もいます。

ボーカル、ピアノ、ギター、ギターの弾き語り、サックスなどクラス全員17名の演奏がありました。

ユカさんとマオさんがボーカル。日本の歌をすばらしく澄んだきれいな声で日本語のまま歌い、みんなに感動を与えていました。司会のステファニーは、岡山学芸館を訪問したばかりなのですが、片言の日本語を交えながら、「違う文化の歌を違う言語で聴けるなんて、なんてすてきなの!」と上手な司会振りをみせていました。

 

 

応援団が駆けつけ、二人がとても喜んでいました。仲間の存在は大きな心の支えなのですね。

ハティスリー先生は音楽の先生なのですが、野球部の顧問でもあります。ICETの生徒たちをいつもとてもかわいがってくださいます。今学期で産休に入られますので、寂しくなります。

今日がたまたま誕生日の生徒がいて、途中でバースデイ・ケーキも登場しました。先生の細やかな心遣いと子どもたちへの愛情が感じられるシーンでした。

オリジナル作品を携えて、プロ級の洗練さを見せる生徒もいました。毎年、すばらしい演奏家たちが誕生してきます。形にはまることなく、生徒たちが自由自在に才能を発揮できる場所があることは幸せなことです。

 

 

 

 

コメントをどうぞ

お名前(必須)

メールアドレス(必須)

URL

ブログトップへ戻る