神坂雪花

投稿日:2012年7月14日

NSW州のアート・ギャラリーで神坂雪花の作品の展示会が開催されています。

 3日に、日本語による説明会がありました。生徒たちが土曜日にボランティアで教えに行っている日本語学級の先生のお一人が説明してくださったようです。2名の生徒が参加しました。

私は、残念ながらその日はシドニーにはいなかったので日本語での解説は逃しましたが、いずれ、行ってみようと思っています。

 

少 し前の話になりますが、6月に東京でお会いするはずの方が急用で来れなくなり、ポッと2時間ほど暇な時間ができました。比較的近くだったので、上野公園に 行ってみたら、ベルリン国立博物館の作品の展示をしていました。上野公園では、いつもなにかしら、魅力ある展示会が開催されているので、行ってみたのです が、大当たりでした。

フェルメールやレンブラントの作品のほかに、ゴヤの絵がありました。レンブラントは大好きな画家なのですが、ゴヤの絵とその背景となっているスペインの社会状況が自分の大学の卒論のテーマだったので、心が踊る瞬間でした。

もっと楽しかったのは、会場内に本屋さんがあり、そこには、中世やルネサンスの絵の解説をした本がたくさんあり、探していたギリシャ神話やローマ神話の本がずらりと並んでいたことです。

まるで察知していたかのように、シドニーに戻るなり、「ギリシャ神話の本がありませんか?」とある生徒が聞いてきました。「ありますよ、はい、どうぞ」と差し出すことができた瞬間は、とても嬉しかったです。

西 洋文化は、ギリシャ、ローマ時代から成り立っています。英語を勉強する中で、西洋の歴史やその中に流れている精神を学習することは極めて大事なことです。 そういう視点にも関心を示してくれることは、総合的な学習をする上で大事なことであり、私の個人的な関心においても極めて嬉しいことです。

 

 

 

 

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