Jindabyne
投稿日:2012年7月22日
11年生は、今日からスキーです。
ジンダバインという町で、シドニーからはバスで6時間ほどかかります。数日前から、出発を待ちきれず興奮ぎみだったのですが、今朝6時に枕や毛布をたくさん抱えて出発していきました。
Mt. Kosciuszko(コシオスコ山)ふもとにあるThredobo(スレドボ)とPerisher (ペリッシャー)というスキー場が知られていて人気のあるところです。標高は、900mちょっとです。
ここに毎年DHSの11年生がスキーに行きます。これは、カリキュラムの一環で参加がほぼ義務付けられています。なんらかの理由で行かない生徒は、他の生徒がいない間図書館で学習することになります。
今晩のこの時間には、午後にひと滑りし、夕食を済ませ、若者たちの熱気と暖房でムンムンするホールで楽しい時間を過ごしていることでしょう。
11年生で学習している1年組の生徒たちは、9年生と10年生にいる他の生徒たちとのバランスから、このスキー旅行には参加していません。学校で授業を受けることになります。ちょっと、寂しい思いをするかもしれません。
Jindabyneの町がある山岳地帯一帯は、Snowy Mountainsと呼ばれています。ここには、大きな16コものダムが築かれ、7つの火力発電所がり、NSW州の電力の10%以上がここから来ています。
でも、その構造全体のほとんどは地上から見ることができません。地下にあるのです。
1949年に始まり1974年に終わったこの大規模な工事は、オーストラリア人の誇りです。Snowy Mountainsという名前に、とてもユニークな精神的なつながりを感じるようです。
こ こには、この工事のために、ヨーロッパ、特にイタリアやフランス、そして、ギリシャから大勢の技術の専門家が参加し、ヨーロッパの戦後の混乱から逃れて 人々が大量にオーストラリアに移住したそうです。その大規模な移住によって、オーストラリアは一挙に大きくなり、後に他民族多文化国家として発展する基礎 ができたようです。
シドニーに戻ってくるのは金曜日の真夜中です。多いに楽しんでくることでしょう。
さて、遅くなりましたが、前半期の成績の邦訳がようやく大体完了しました。Eメールアドレスをいただいていますご家族には、徐々にお送りし始めます。一挙にすることができませんので、徐々にということになりますが、ご了承いただければ幸いです。
こちらで先生たちが重きを置くことは、
1 熱心に授業を受ける姿勢がある(先生の話、他の生徒の発言に耳を傾ける、与えられた課題に集中している)
2 わからないことがあったら質問し、内容を明瞭にする (これはとても重んじられます)
3 質問に答える
4 クラスやグループのディスカッションに参加する
5 課題を自分のベストの能力で完成させる
6 復習をしている
7 総合的に努力を注入している
読んでいただいておわかりのように、点数ではないのです。その生徒がベストの姿勢を見せているかどうかです。
今週中には、各ご家庭に届くように致します。Eメールなり、学校を通してなり、可能な方法でお送りいたします。お手元に届きましたら、ご一報いただければ幸いです。また、よろしかったら、ご感想をいただければさらに幸いです。