誘惑
投稿日:2012年7月30日
Teenの生活には、誘惑がたくさんあります。
Teenでなくても、人生は、誘惑に囲まれていると言ってもいいのかもしれません。
今日は、何人かの生徒ととてもおもしろいディスカッションをしました。誘惑にどう打ち勝つか、というものです。
生徒の本業は勉強することです。だから、勉強に専念することを妨げるものは、すべて誘惑となります。
週末に友達と町に遊びに出るのは、大きな魅力です。ついつい毎週土・日と出てしまう。
家にいれば、iPodやiPadやPCでゲームをしたり、日本の映画やお笑いの番組を見たり、音楽を楽しんだり、小説や漫画を読んだり、勉強と関係のないことをすることはとても楽しいことでしょう。
楽しんでいるうちに気が付いてみたら、宿題をしていなかった、もうアサインメントを終了する時間がない。どうしようか、まあ、いいや、なんとかなるだろう。ちょっと先生に叱られておけばそれで済むかもしれない。しょうがないな・・・・
こ の状態を何度か続けているうちに、だんだんと抜き差しなら無い状態にはいっていきます。授業の内容がわからなくなり、宿題の提出が遅れ、復習していないか らテストも満足できるだけの結果にならず、分からないから授業もおもしろくなくなり、先生からの信頼も失ってしまう・・・
こうならないようにするのは、そんなに難しいことではないのです。
優先事項を決める
それを実践する時間を設定する
その間は、集中して、優先事項をやってしまう
誘惑と思えるものは、やるべきことをしてからの自分へのご褒美として取っておく
たったこれだけのことです。でも、誘惑が、「おいで、おいで、楽しいヨ」と声をかけてくるのでしょうね。
でも、この順序を守り、優先事項の中身を徐々に増やしていけば、例えばそれが英語の学習であれば、英語力は飛躍的に伸びていくででしょう。
わずかこれだけのことを知っている生徒と知らない生徒の間には、雲泥の差が出ます。
留 学の1年のゴールのひとつは、自分の学習に責任を持つということです。やらなければ罰があるからやるというメンタリティであれば、たとえやっても、ただや るだけの義務で終わります。そうでなくて、本当に学びたいから、本当にやりたいから、本当に身に付けたいという意欲と熱意で取り組むものは、責任を持つ 云々などと言う必要もなく、学習の内容を自分のものにしていきます。
留学の半分を越えた今、誘惑はご褒美にとっておき、本業の学習を絶対優先として欲しいですね。