NSW州教育省のビデオ撮り
投稿日:2012年8月29日
DHSには、オーストラリア人のための「日本語」の授業があります。
通常、外国語の学習は、ハイスクールの最初の2年は必修になっています。デイビッドソンの場合には、日本語かイタリア語を選択します。その後、どちらかの言語を継続したければ、12年生まで継続することができます。12年生の最後に、HSC(統一卒業試験)を受け、卒業の単位数として認められるだけでなく、大学に入学するためのベースの一部として認証されます。
ICETの11年生と12年生が履修しているJBS(Japanese for Background Speakers)という教科も同じことで、HSCの一部です。この教科は、日本語がある生活環境の中に育った子どもたちのための教科です。
日本語だけでなく、アラビア語、ギリシャ語から始まって、様々な言語が履修できる環境がオーストラリアの教育の中にはあります。まさに、多文化国家ならではのことです。
何をどのようにどこまで教えるかをまとめているシラバスは、NSW州の教育省で統括されています。
DHSで日本語を教えてみえるMs. Ayumi Dalpadado先生から、大変ありがたいお申し出をいただきました。
教育省が教材として動画を制作するので、そこにICETの生徒たちの協力をもらえないだろうか、ということです。ためらうことなく「もちろん」の返事です。最初は3名。後でもっと増えるかもしれないということ。
早速と生徒たちにあたると、さっと、3名の手が挙がりました。保護者の方々も喜んで許可しますと言ってくださり、第一弾は、今日から撮影に入るようです。ショッピングとからデートとか、いろいろなシーンが設定されているとのこと。
お母さんが お弁当を渡すシーンがあり、このお母さん役はスー先生。
以前、同じようなことがありましたが、こんな形で貢献できることは喜ばしいことです。