遊び心
投稿日:2012年9月14日
今日は、「Decade Day」と名付けれた行事がDHSでありました。
日本では、「十年一昔」という言葉があるように、10年というのはある程度の長さがある単位として扱われます。
英語のdecadeという言葉も、10年をひとつの単位として束ねる言葉です。10年・・・ 昨今の忙しい生活の中での「10年」は、本当にあっという間に過ぎていきます。皆様のこの10年は、どんな10年でしたでしょうか。10年という年月の重みなり、長さが感じられるものでしたでしょうか?
高校生の10年は、5、6歳からの10年なので、記憶も新たであり、10年の感じ方は、私の感じ方からは遥かにかけ離れているかもしれません。私にとってのこの10年は、信じられないほどに、その時の流れをほとんど感じられないほどに早いものでした。その1年1年には、たくさんの思い出やできごとが詰まっているにもかかわらず。
DHSでは、1930年代とか60年代とか、どこかの10年間を選んで、それを象徴するコスチュームを着て来るというのが、今日の催しの主旨でした。
学校中が、「遊び心」で包まれていました。それこそ、さまざまな格好やファッションで登校し、ランチタイムには、バーベキューあり、キャンパス全体に鳴り響くミュージックありで、全員の生徒たちが自由を謳歌する雰囲気を楽しんでいました。
12年生のハイクール生活が来週で最後になるために、高校での思い出のページをさらに追加すること、そして、なによりも、気分的にリラックスさせることが目的なのだと進路相談担当の先生が説明されていました。
こういう、ざっくばらんというか、好きなようなしなさいというか、なんでもかんでも受け入れてしまうことが、この国の特徴の一つなのですね。
ICETの先生や生徒も、この遊び心を取り入れていました。なんて楽しいのでしょう!!
コロコシアン先生は、このアフロのヘアスタイルを整えるのに大分苦労されたようですが、生徒の視線と笑いがアフロに集中に、授業にはならなかったようです。それはそうでしょう。
自分たちが生まれた頃に日本で流行ったガンクロさんたちの再来? 流行に疎い私がしっかりとわかるように、「マンバ」という言葉を生徒たちがしっかりと教えてくれました。ホストファミリーに見せたいと、このままでバスに乗るというので、その勇気に感心です。
オーストラリアならではの1日でした。