おめでとう!

投稿日:2012年9月16日

嬉しいニュースです。

ツカサ君が、サッカーでこの地域の優勝を果たしたWakehurstというチームで最多得点賞を獲得しました。

バスケットで活躍していたら、いつの間にかサッカーでもその活躍ぶりを発揮していました。この強靭なバネと瞬発力がサッカーでも多いに活きるのですね。

満面の笑顔は、普段の苦労を吹き飛ばすものです。

留学生は、ホストファミリーでお世話になっていますので、日本で親御さんのもとにいるのとは少し違います。

試合に出るのも、練習に通うのも、心身の調整をするにも、いろいろな面で気を使うことが多く、いろいろな工夫や管理が自分の肩にかかってきます。タイムマネージメントも大きな要素です。もちろん、すべてを英語で学ぶ学習との兼ね合いもあり、ここに到達するということは、幸運だけでなく、本人の弛まぬ努力の継続の結果であり、それを後ろで温かく支えてくださっているホストファミリーのサポートがあってのことであることは言うまでもありません。

同じ事は、タイキ君にも言えます。

サイズは小さいのですが、このメダルは、クロスカントリーの試合を何度も経て、地方大会に一人学校を代表して出場したことに対して全校集会が表彰されたものです。

 先日、大学の入試準備を整えるために活動記録や並ぶ賞状の写真などを揃えたのですが、3年間に獲得したトロフィーや賞状などは数え切れないほどになっています。サッカーと徒競走が主ですが、徒競走の多くは個人戦なので、いろいろな試合へのエントリーはすべて自分でしなければなりません。どんな大会があるかを探すことも、参加の手続きも、体調を整えることも、会場への足を確保するための交渉も、全部自分でしなければなりません。

ホストファミリーはもちろん全面的に支援してくださり、ICETの先生たちもできる限りの支援は出します。しかしながら、基本的には、生徒本人が自分を律していなければ成り立たないことです。

 そうした努力が、こういう形で実り、みんなに祝してもらえることは大変に喜ばしいことです。

 最終的なメダルにはならなくても、スポーツでがんばっているICET生たちがたくさんいます。その一人ひとりが、Aussieの仲間たちと練習に、試合にと励み、オーストラリアでのスポーツ生活を満喫しています。週に数回思い切り楽しみながら個人が持っているものを活かし伸ばしていく方法は、ほぼ毎日朝早くから夕方まで練習に励んで身体を作っていく日本のスポーツクラブの取り組み方とは基本にまったく違います。監督の姿勢も好きにやってみろというスタンスの中で必要な技術をアドバイスするこちらの方法は、すべて監督の指示で動く日本とは、また、根本の姿勢が違います。

そこが、いざという時に機転が利き、自分のひらめきで試合ができる選手を生み出すのでしょう。

いずれの方法にせよ、生徒それぞれの能力が伸びていく環境は生徒それぞれによって好みも相性も性格もあるので、どちらが合うのかマッチする環境を見つけ出せることが将来の活躍の鍵となるのでしょう。

そんな鍵をしっかりと手中に納めている若者たちの今後の活躍を祈ります。もちろん、世界の舞台で。

 

 

 

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