Malalaのその後

投稿日:2012年10月20日

先日、マラーラという少女の話をしました。

「教育を受けたい」と訴えたために銃弾に倒れた少女(アフガニスタンではなく、パキスタンでした。すみません)。弾は、頭の左上から目の後ろを通り、首を抜けて肩で止まったということ。命が助かったのは、奇跡というしかありません。イギリスに運ばれて治療を受け、話すことはまだできないけれど、すでに筆談ができるまでになっているということ。

闘士の魂とでもいえばいいのでしょうか、この強さは。本当にすごいものです。

一命を取り留める人があれば、その一方で爆弾で死んでいく人たちもいます。シリア情勢は悪化する一方で、先日はトルコに飛び火が、そして、今日は、レバノンで大きな爆破事故がありました。オーストラリアには、レバノン人がたくさん住んでいます。その多くが、過去の紛争から逃げてきた人々です。つい最近、ようやく平和が訪れたと思ったレバノンに、また、紛争の火種が落とされました。

昨日、オーストラリアのギラード首相は大喜びでした。国連安全保障理事会のメンバーにオーストラリアが選ばれたからです。まず最初に果たす役目はシリア情勢を鎮火させることだと外務大臣がインタビューで述べていました。それほどに、シリア問題は世界に大きな影響を及ぼします。

人間とは戦闘でしか問題を解決することができないのであれば、なんと哀しいことでしょう。

 さて、最後になりましたが、1ヶ月ほど前に岡山学芸館高等学校の保護者の皆様が学校にお越しになられた際に、10月末に予定されていた個人面談は諸々の理由のためにキャンセルになった旨英語科の先生を通してご連絡申しあげたのですが、本当に申し分けありませんでした。手紙にしたためましたように、ご希望があれば、電話でもまた書面にてでもお子様の様子を簡単にご報告申しあげますので、お気軽にお申し出ください。

 

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