2011年同窓会
投稿日:2011年1月18日
Powerful!!
それが、品川に結集した若者たちから得た感想です。
南は沖縄、北は盛岡。岡山、大阪、京都と、各地から、待ちきれないときめきを抱いて来た人、知らない人ばかりだったらどうしようと不安を抱いていた人、同窓会の会場までへの道は、それぞれに違った思いがあったようです。
なつかしい人々との再会に、体全体で喜びを表現している人々。知らない人たちが多くて、最初は戸惑っていた人々も、「知らない人の隣に座ってください!」”Please sit down with anyone you don’t know.” で始まった最初のactivityで、その不安は、あっという間に払拭されたようでした。
好きな色で分けられたグループ活動では、互いにすっかりと溶け込み、それぞれに何年も友達だったかのように、仲良しになっていました。あとに続く会話は、のりに乗り、「ストップ!」がかかっても止まらない。
それほどに、集まった若者たちがお互いの垣根を外すことは、簡単だったようです。1年(または2年、3年)という長期にわたる留学という同じ体験を持つ人々だからこそ、分かち合えるものがあったのでしょう。
とてもすてきな空間がそこに作り出されました。やっぱり、みんなICET Familyという同じファミリーのメンバーであることを感じたのでしょう。
そこの空間が多くのたからものに満たされ、それぞれの体験と知恵と愛情が分かち合えるものであることを、みな、すぐに感じたのでしょう。
自分が今必要としていることへの答えがそこにあることも感じられたのでしょう。
そこには、自分を満たすエネルギーがみちみちていることも感じられたのでしょう。
共通の体験を持つということは、ここまで絆を深めるものなのですね。
何がPowerfulと感じさせたのか。
それは、同窓生一人ひとりの姿勢です。子育てであろうと、会社の仕事であろうと、大学での勉学であろうと、みんな必死でがんばっている、少しでも自分だけでなく会社を、周りを、そして、社会をベターにしようと自分のベストを注ぎ込んでいる、自分が追う夢を手に入れるために何度でも挑戦する、努力するのが当たり前、という姿勢。だから、輝いている、そして、それが、powerfulだと感じさせるのです。
自分の人生を切り拓いていく、自分の人生を創る、それをより良い社会の形成へと結びつける、それは、すべて自分のCHOICEである、という姿勢と情熱。それが、ICETを通過する若者たちに一番持って欲しいものです。
その姿勢を、心意気を、参加者全員の中にしっかりと確認することができたことは、何よりも嬉しいことでした。そして、誇りに思えることでした。
Mr. Gavinがいらっしゃるので、司会は自然に英語になり、日本語になれば、Mr. Gavinの横にすっと座って通訳をする人。日本語と英語が自然に飛び交う会場は、ICET生がいるところでは、日本でもオーストラリアでも変わらないのも微笑ましいものでした。
この力強い空間を卒業生全員が分かち合い、互いにサポートできる組織に創り上げていきたいですね。
忙しい仕事の合間を縫って、ボランティアで一生懸命がんばってこのようにすばらしい会の開催にこぎつけてくださった皆さんに心からの感謝と賛辞の大きな拍手を送ります。
特に、去年の7月から様々な形で開催を推し進めてきてくださった新沼孝徳さん、宮島香苗さんの努力の継続に、心からの敬意を表します。
(全員の写真をここに掲載することはできませんが、いろいろな形で、これから写真や動画を皆さんにお届けできる方法を同窓会のメンバーが考えてくださっています。楽しみにしていましょう。)