校外スポーツ
投稿日:2012年12月14日
留学中のスポーツ活動とその費用についてのお問い合わせがありました。
オーストラリアは、スポーツがとても盛んな国ですが、日本の方式と全く違います。日本では、学校がクラブ活動の一環として各種スポーツを提供しています。オーストラリアでは、学校でするスポーツは授業としてみなされ、時間割の中に組み込まれています。対校試合として組むものは、負けるまで毎週他校と試合し、気が付いてみたら、いつのまにか、州全体の上位になっていたというような悠長さが特徴です。日本のように早朝、放課後、週末に練習する風景は、まったく見られません。皆無です。
どこで練習するのでしょう? 試合そのものが練習となっているようです。校内でのスポーツの費用は、対校試合であっても、すべて授業料でカバーされます。
本格的なスポーツは、地域で参加します。毎週、放課後に数日練習、土曜日がいつも本格的試合、というような感じです。コーチは、ほとんどがかつてその道の選手だった人たちです。
男女サッカー、バスケットボール、フットサル、バドミントン、野球、テニス、バレーボール、卓球など、いろいろあります。費用は、シーズンごと(大体半年)の経費が、$100ドルから$230ドルほどかかります。同じ野球でも、$160ドルのチームもあれば、$230ドルのところもあります。年齢層によっても多少違いがあります。中には、ネットボールやクリケットのように、オーストラリアならではのスポーツもあります。
スポーツは、こちらの地域社会に馴染むには最短距離のものです。チームメートもたくさんできます。身体にいいことはもちろんです。いくつもの理由から、スポーツへの加入は多いに奨めたいもののひとつです。
到着早々に登録が開始となるスポーツもあります。自分がどんなことをしたいのか考えてきて、こちらに到着したら、ホストファミリーにお手伝いいただいてすぐに登録するといいでしょう。その際には、登録料が必要となるので、おおよそ$200ドル~$250ドルほどの現金を用意しておくといいでしょう。こちらは、個人負担となります。
決めかねてオタオタしてしまうと、登録を逃してしまいかねません。わからない場合には、すぐにその旨を申し出てください。
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今日は、10年生の最後の授業が終わりました。午後は、生徒たちによるロック・バンドの演奏と、焼いたソーセージをパンでくるんだ食べ物が売られていました。ホットドッグ豪版みたいなものです。シニアは、あと3日。そうしたら、待ちに待ったクリスマス・ホリデーに入ります。
ICETの1年組の生徒たちがいない学校は閑散としています。シニアの生徒たちも心なしか寂しそうです。