保険

投稿日:2012年12月21日

保険についてのお問い合わせがありましたので、説明させていただきます。

みなさんがオーストラリアの学校で勉学するためには、勉学する学校から発行される入学許可書に基づき、オーストラリア政府から学生ビザが交付されます。交付を受ける条件のひとつに、健康保険の加入が義務付けられています。

生徒たちは、到着後のオリエンテーションで、健康保険のカードを手渡されます。病気になったり怪我をするようなことがあった場合に、このカードが必要となります。通常は、診療代や治療費を先に払い、その領収書を提出して、政府からおよそ65%にあたる返金があります。

保険は、救急車(2度まで)が含まれています。薬代は上限が決まっていますが、多少カバーされます。この保険には、歯の治療や眼科の検診は含まれません。歯や目の治療は、留学前にしてくることが大事です。

病院に入院するような場合には、公立の病院であれば、負担はほとんどありません。以前、盲腸炎で入院した生徒は、全額保険でカバーされました。私立の病院にはいった場合には、入院費がかかります。入院する際に、公立か私立かを選択することができます。因みに、オーストラリアの医療は極めて高い水準にありますので、治療に関してはあまり心配要りません。ただ、言葉が通じないという不安は免れないかもしれませんが、看護婦さんたちも極めて優しいです。

健常者であれば、年間を通して病気になることも少なく、ドクターにかかることはあまり無いかもしれませんが、日本でよくお医者さんに行くという生徒は、ここでの医療費のカバーは65%だということは留意されておかれるといいでしょう。

他に、たまたま生徒が高価な壺を割ってしまったとか、ホストファミリーの家に危害を及ぼしてしまったとか、あるいは、スポーツの最中に怪我をさせてしまったというような場合には、ICETが入っている保険が発動されます。スポーツの場合には、スポーツの参加費が保険のために使われていますので、スポーツクラブがそれを負担することになるのが通常です。

もし、日本で任意の海外傷害保険への加入をお考えであれば、保険がカバーする内容及び項目をしっかりと吟味されて決められることをお勧めします。日本もオーストラリアも極めて安全であり、旅の途中での異変はまず考えられないことであり、また、オーストラリアでの生活も危険を予想させるようなものはほとんどありません。加入が必要かどうかは、それぞれのお家の必要性によってお決めいただくとよろしいと思います。

 お問い合わせは、どんな内容のことでもかまいませんので、下記のメールアドレスにお送りください。

icet@icet.edu.au

または、

fusae@icet.edu.au

こちらから、「数日お返事ができません」というようなお知らせをしない限りは、通常、24時間以内に必ずお返事を差し上げます。万が一、こちらからの返信が無い場合には、なんらかの原因で届いていないということが考えられますので、再度、fusae@icet.edu.au にご連絡いただけますとありがたいです。

 どんなことに関するお問い合わせも、私たちにとりましては、とても貴重なものです。どうぞ、ご遠慮なく、ご質問ください。

明日は、携帯電話のことについてお話します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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