成功に向けて

投稿日:2013年1月10日

みなさん、こんにちは。良いお正月、良いお年を迎えられたことでしょう。

たくさんの夢と抱負を抱え、また新たな1年が始まりました。ICETのプログラムもスタートを切ります。

タイミング良く、卒業生から嬉しいメールが飛び込んできました。大学の3年生となり、今年は、アメリカの大学に半年留学することになったという知らせに加え、

「シドニーで過ごした時間が、年を重ねるごとによりいっそう深い意味を持つものになってきたことに、ますます感謝の気持ちが増すばかりです」

「 シドニーで培った英語力、コミュニケーション力、そしてプラスアルファな中身が役に立っています」

といったコメントがあり、これから専攻する学科の選択にも、留学時代に考えたこと体験したことが反映されているという内容でした。私にとって、最も嬉しいことは、留学中に学ぶことが確実に未来の生き方の中に役に立っているということが確認できることです。そのことが、「留学中の生徒たちに全力を注ぎなさい、必ずその実りは恩恵として戻ってくるから」と叱咤激励できる私の源になるからです。

みなさんは、成功を望みますか? 「成功」を望まない人はいないでしょう。

 では、「成功」ってなんなのだろうと、考えたことがありますか? 何を成功とするのか? 中身は何なのか? どんな基準をもって成功とするのか? 成功だと誰が決めるのか?

「成功」という言葉の中に何を見るか、何を求めるかは、人それぞれみな違います。成功だと納得できるのは、その人だけです。他者や社会がどんなにすごいと褒め称えても、本人がそれに満足せず成功だと思わない例は多々あります。他者がたいしたことはないと判断しても、本人に大きな成功だと感じられれば、それが「自信」となり、次に進む力となっていきます。人間の感じ方の違いのおもしろさのひとつの例です。

「成功」って何かとても大きなことだと思っていませんか?

私たちが日常行っていることには、なんらかの目的と意味があります。勉強するのも、仕事するのも、スポーツするのも、他の人々と交流するのも、努力を継続するのも、みんな、そこに或る目的があって、それをすることに意味があるから行動を起こし、力を注入します。

「成功」は、実は、そんな毎日のなかに、ゴロゴロと転がっているのです。

問題は、機会や幸運と同じように、成功も、それを自分がそう思って掴むかどうかです。

「成功」を創り出すものは何でしょう? あなたです。あなたが何をめざし、どんな計画を立て、何を実践し、どれだけの努力を継続するかにかかっています。そして、そこに最も必要なものは、あなたがそれをどのくらい望むかです。

あなたが望まない、だから、燃えもしないし、やる気もない、というのであれば、周りがどんなに一生懸命応援したところで、どんなに良いものが提供されたところで、何事も成就しません。成就するものがなければ、「成功」もありません。

ICETの生徒たちのほとんどが、1年の留学の後に、大きな充実感と達成感に満ち自分の体験と成果に誇りを持って帰国していきます。そう感じられることがその人にとっての「成功」です。極めて高確率で参加者が成功を修めていくのには、それなりの理由があります。(この高揚感を帰国後も保つためには、また、別の目的と目標設定が要ります。)

・ 自分が行きたいという熱意から発生したものであること

・ 出発前から目的をしっかりと見極めていること(人生の長い道のりのひとつの過程であって、それが最終目的ではなく、そのさらに先を見据えてのものであることを理解している)

・ たくさんの目標を設定し、それをこなしていくこと

・ 毎日の中に小さな成功をたくさん積み上げ、それをしっかりと意識していくこと

・ 努力を継続する覚悟があること

・ 期限限定であること(凝縮)

こうしたことが、成功に結びつく大きな要素となっていきます。この原則は、留学だけでなく、何においても応用できます。

 留学に出発しようとしている生徒たち、卒業生たち、保護者の皆様、それぞれの立場で、それぞれが今年をすばらしく充実した年にするよう、互いに助け合いながら、一緒にたくさんのことを学び、たくさんのことを形に出していきましょう。

全員の「成功」に向かって。

 

 

 

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