本格的始動

投稿日:2013年2月4日

学校生活が本格的に動き始めました。

オリエンテーションは、細かいことがまだまだ続きますが、一応、学校内に放り出されても大丈夫な準備はできつつあります。それでも、英語だけの世界になってしまうことには、ちょっと不安も付きまとっているようです。

頼りになる先輩たちがいますので、何かわからなければ、教えてもらうことができます。この青年たちなら間違いなく後輩をいい方向に上手に導いてくれる、と全員に対して信頼を持って任せられることは、私にとっては極めて嬉しいことで、そんな11年生、12年生に感謝です。

今週の水曜日には、ICETの新しい生徒たちを歓迎するための全校集会があります。ICETを代表してスピーチをするために、シュウ君とミズキさんが名乗りをあげ、週末に原稿を用意していました。今日は、ESLの先生方に内容をチェックしていただいていました。

金曜日には、SRCの選挙があります。2、3名、やってみたいと思うけれど・・・と相談に来ました。ミオさんとミズキさんが、立候補すると正式に伝えてきています。男子の数人が思案中です。選ばれる人数は決まっているので、したい人が全員SRCのメンバーになれるわけではないのですが、でも、決意し、英語のスピーチを用意し、みんなの前でスピーチする、という過程に飛び込むこと自体がとても勇気の要ることで、それを実践することに大きな意味があります。挑戦してみたという満足感と、これから何度もぶつかるかもしれない壁に思い切って体当たりしていく自信を感じることができるからです。誰が名乗り出てくるのか、楽しみです。

 PASS (Physical Activities and Sports)という授業では、1学期目はサーフィンに挑戦します。DHSならではの体験です。月曜日と木曜日に別々のクラスに分かれています。その最初の今日は、150m泳げるかどうかをビーチでチェックすることになっていたのですが、予定変更で、クリケットなど、他のスポーツになりました。こういう予定変更は頻繁に起こりますので、オーストラリアでの生活は、ともかくも「臨機応変」ということを身に付けなければなりません。日本の文化とは大きな違いです。

今日も、私は、ドラマ・演劇の選択授業についていきました。体の部分を動かすウオーミングアップで始まり、顔や体の仕草をお互いに真似しあい、そこから、グループに分かれて、先生の指示に従って即興で演じます。例えば、「病院の手術台で手術をしている」「動物のトリミングセンターに来たセントバーナード犬を洗う」「パリス・ヒルトンが美容室にきて、マニュキアが下手だとスタッフに当り散らす」 などなど。そんなことをいくつかこなしていくうちに、いつのまにか、数分の小さな劇を仕上げてしまっていました。

 それぞれのグループが、みんなの前で発表。ICETの生徒たちは、みな、恥ずかしがることなく参加していました。本当はとても哀しいことを笑いの材料にしてしまうパロディさえも、オーストラリア人の生徒たちと上手にこなしていました。

DHSの生徒たちがとても暖かく迎え入れていてくれることに感謝です。ICETの生徒たちは、金曜日に出た宿題も、しっかりとやり終えてきていました。内容は、簡単なものではなかっただけに、金曜日にやり方を教わっていたとしても、その完成度に感激です。

CAPDという授業のニュースリサーチもみな一生懸命にやってきていました。

今日は、読む、書く、聞く、話すの4つの分野でどのくらいの英語力を持っているかを見るために、IELTSの試験がありました。全員がくたびれ果てて表情をしていました。

でも、いろいろな面で、熱意をもって臨んでいることに大きな拍手を送ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

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