Follow your heart and work hard

投稿日:2013年2月24日

昨日の、肝心のものは、「願望と意志」である、ということに関して、少し付け加えます。

何のために生きているか、自分の存在意義は何なのだろうということを考えたことがあると思います。

夢を叶えるため? 志を遂げるため? 欲しいものを手に入れるため? 社会に貢献するため? 社会の一員としての責任を果たすため?

なぜ、夢を叶えたいのでしょう? なぜ、志を遂げたいのでしょう? なぜ、欲しいものを手に入れたいのでしょう?

その先にあるものを手に入れたいからです。願望が叶った時、私たちは、いいようのない感動、喜び、幸せ、満足感、達成感などに満たされます。

人間は、みな、その気持ちを手に入れるために、いろいろなことを欲し、達成し、成し遂げていきます。願望がなければ、人間は動くことができません。願望があって初めて、動機ができ、やる気が出、行動に移ります。

ひとつ事を成し遂げた人は、そこで、立ち止まることはありません。必ず、また次のものに挑戦していきます。また、同様の、あるいは、それ以上の満たされた気持ちを味わいたいからです。

世の中で幸せそうな人を見てください。キラキラ輝いている人を見てください。力強く歩んでいる人を見てください。お金のある無しに関わらず、心に弾みを持っている人は、幸せそうにキラキラ輝いています。体から気持ちの良いエネルギーがほとばしり出ています。

その人たちに聞いてみれば、ほぼ間違いなく「幸せ」「楽しい」「生き甲斐を感じている」といった答えが戻ってくるでしょう。なぜ、そう感じられるのか。「したいことをしているから」という答えが戻ってくると思います。

したいことをしている人たちは、どんな苦労も厭いません。苦労と見えるのは他者からであって、本人たちは、その苦労は、また自分たちが新たに越えていくための挑戦としかみていません。努力すらも、誰から強いられることもなく、自発的に積み重ねていきます。

現在社会は、目標を掲げ、その目標を達成することを第一義に置きます。その目標が自分が本当に願望するものであれば、これ以上幸せなことはないでしょう。でも、その目標が自分が本当に望むものとは違っていた時には、目標達成への努力は、自分を強いるものとなり、苦労であり、達成した暁には、他者から誉められ満足感はあるかもしれません。でも、本当に喜びを感じ、次の向かう活力になるかは、甚だ疑問です。

英語学習をとってみましょう。英語に上手になりたい、と本気で思っている生徒は、1日の行動が、英語を上達させるための行動で積み上げられていきます。そして、「あの人の言っていることがわかった」「新しい単語を使ってみた」「自分が言ったことをわかってもらえた」「昨日、10個も単語覚えた」「こんな言い回しを習った」「ホストと会話ができた」と日々感動を新たにしていきます。

英語が上手になりたいと言っているのに、英語を使おうとしない、ホストとの時間は持たない、部屋に閉じこもっている、iPodやiPadで遊んでいる、ということであれば、本当にそういう願望を持っているかを自問してみるべきでしょう。

ここでは英語学習のことのみを取り上げていますが、自分の願望、自分が本当にしたいという気持ちを大事にすることは、人生の道を選んでいくなかで極めて大事なことです。自分が本当にそれを望むのであれば、それを手に入れるために本気で全力を投入することです。そのためには、自分が本当に望んでいるものは何であるかを自分に問う、問い続けていく必要がありましょう。

それは、自分自身を知るということにもつながっていきます。

 

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