1週間はあっという間
投稿日:2013年3月8日
盛岡中央高等学校からDHSへの表敬訪問が終わりました。
終わりましたというよりも「終わってしまいました」というほうが生徒たちの感じている気持ちをより表わしているかもしれません。「まだ帰りたくない」「ずっとここにいたい」と言いながら、仲良くなったDHSとICETの生徒たちに、名残惜しい別れを告げて空港にと向かいました。
「すべての宗教は、みなひとつの神から。クリシュナもキリストもモハメッドも、みなその時代に合ったメッセージが神から伝えられたもの」とするバハイ教の寺院がシドニーにあります。
伊東先生をそこにご案内したところ、とても不思議な日の光にめぐり合わせました。私の写真の技術ではその神秘を 映し切れないのですが、でも、ちょうど、木の枝の間に顔を見せた太陽は、神々しいものでした。
神は、案外、身近なところにいるのかもしれませんね。
灯台に登る道の石段では、なぜか
「人の一生は重き荷物を背負って坂道をのぼるようなものだ」という家康の言葉を思い出しました。
昨日、生徒たちと、学習に対する姿勢について考える時間を持ちました。同じ授業を受け、同じ1時間を過ごしているのに、なぜ、結果が違うのか。その違いが、6年間、3年間と続いたら、結果は取り戻せなくなるほど大きくなります。
人間、みな利巧なのです。みな、生まれたときからいろいろなことを教わり、応用し、できるようになっていきます。利巧さを発揮できる分野はみな違ったとしても、授業の成果になぜ、大きな違いが出てしまうのか・・・・
要は、授業に集中するか、どのように効果的に頭と感情を使うかです。
そんなことを一緒に考えたばかりだったので、石段を見て、そんな言葉を思い浮かべたのかもしれません。語学学習は根気が要ります。でも、日常の中で毎日使っていたら、とても楽しいはずなのですね。
家康のような苦労を背負うのではなく、楽しく学習して欲しいものです。
ランチタイムにはチェス・コンペがありました。
バスケットボールのチームは、放課後、本格的な連絡を始めています。火が付いているようです。
“1週間はあっという間” へのコメント(2件)
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2013年3月9日
滞在中は大変お世話になりました。
先程盛岡に無事到着いたしました。
まさに帰ってきてしまったと言う表情でした。
まずは、報告を申し上げます。
(雪が降っています)
2013年3月9日
伊東先生へ
日本にお帰りなさい。1週間、身のある姉妹校訪問がおできになったのではないかと思います。
盛岡中央高等学校とデイビッドソン・ハイの距離がぐっと縮まりましたね。DHSの先生方もそう感じてみえると思います。
ICETのスタッフも全員、お迎えできたことをとても嬉しく思っています。
雪の盛岡は大変ですが、スキーの大会には絶好ですね。最後の大会がすばらしい結果で飾られますよう。3名の生徒たちも、がんばる!と張り切っていましたね。後の二人は、安心してお任せください。