輪はひとつ

投稿日:2013年3月13日

先輩、後輩が交流する輪は、とてもいいものですね。

今日は、3人の先輩たちと現在留学中の生徒たちが、交流できる時間がありました。

先月フィージーで1ヶ月過ごし、孤児院を支援するためのプロジェクトをお友達と立ち上げた多賀阿沙奈さんのプレゼンテーションがありました。

滞在目的、滞在したNadiの町の風景、教会での様子を写真で紹介。孤児院への訪問は、当初は、なかなか実現が難しかったようですが、1回だけで終わってしまうのですなく、しかも、支援が寄付金ではなく、継続的となるもの、そして、自立を助けるためのものということで プロジェクトを立ち上げたという説明がありました。

 

発展途上国への支援においては、最も大事な点をしっかりと踏まえたプロジェクトであり、そんなプロジェクトを立ち上げた喜びと誇りを阿沙奈さんのプレゼンテーションに感じることができました。

日本がいかに恵まれた国であるかを再認識すると同時に、物質的には恵まれていないFijiの人々が、日常生活の中で人々との交流を通していかに幸せな気持ちで日々を送っているか、そんなところに人間が根本的に求めているものを見た滞在であったということでした。

阿沙奈さんは、ご両親とお祖父母様が希望される大阪府立を受け合格したのですが、どうしても行きたい関西学院大学に行かせて欲しいと説得を試み、今は、その選択に深い喜びを覚えています。勉学する目的をそこに見出していたからの選択であり、目的があるからこそ勉学に喜びと意味を感じています。「目的のある選択」が意味を持つことを如実に物語っています。

先週の下村雄也君、藤井優加さん、中日佑理菜さん、伊藤らんなさんの大学生からの観点からの留学へのアドバイス、そして、今日の阿沙奈さんのプレゼンテーション。先輩たちからの話は、とても貴重なものでした。

井上夕香理さんと山口奨君のシニア生たちへの話しで、シニアの生徒たちの心にいろいろな意味で火が付きました。

今日の1日は、先輩、現在のシニアの生徒たち、現行の生徒たち、みんなの輪がひとつであることをしっかりと感じることができた日でした。

 みんなにお礼を言いたいです。

もうひとついいニュースを。

先日、オープン・ナイトに、ホスピタリティの課題で、フィンガー・フードを作ったマオさんをご紹介しました。

 今日、その結果の発表がありました。14人中合格したのは4人だけとのこと。マオさんの作品は、とても良いものだという賞状が発行されました。

おめでとう、マオちゃん。

来週には、ホストファミリーとの日本食の会があるので、前菜として、マオさんの作品を1年組の生徒たちに教えてもらい、一緒に作ることにしたら楽しそうですね。

 

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