Working Bee
投稿日:2013年5月4日
文字通り、一生懸命働く働き蜂たちのことです。
何かの共同作業にボランティアで携わる際に、この言葉が使われます。
DHSでは、校庭の草花の手入れや造園のお手伝いをする日がWorking Beeと呼ばれています。ICETの生徒たちは、毎年、このWorking Beeとして年に何回か参加するのが過去の通例だったのですが、ここ2年ほどは、オーガナイザーの都合で、なかなか実現しませんでした。
今年は、二度声をかけていただいたのですが、雨や他の予定のために組むことができず、三度目にしてようやく実現しました。
今日は、小学生に日本語を教えるボランティア活動もあったので、チナミさん、ジュナさん、リサさん、ミフユさんはそちらに。
働き蜂になったのは、リホさん、ミオさん、サエさん、クルミさん、カホさん、ヒロアキ君、リョウスケ君、タカラ君、ユウキ君、ナオキ君、ゲンキ君、シュウ君、ミズキさんの13名。残りは、スポーツだったり、シドニーにいなかったりで参加できなかったのですが、みな、熱心に参加してくれました。
オーガナイザーのサムさんから差し入れのドリンクは、大好評。
ほうきが無いと言われれば、落ちている樹皮がほうき代わりに。
3時間の労働に、最後はさすがに疲れが出てきたようです。よく働きました、みんな。
造園士のサムさんが、「ICETの生徒たちがこんなふうに手伝ってくれなかったら、到底思っていたことはできなかった。本当によくがんばってくれた。感謝でいっぱい。」と、とても喜んでおられました。
作業中に思わぬ発見がありました。ドアがないので、そこに行くこともないし、普段は、花壇の中なので見えないのですが、ICETのオフィスの窓の下に、小さな石碑がありました。サムさんのお話では、ここに名前が刻まれているジェラミー・リトルという方は、ジャーナリストとなりテレビ局のレポーターとして中東で取材している時に若くして殺されてしまい、お母さんが、彼が好きだったこのハイスクールに彼の形見を置かせて欲しいと希望されたのだそうです。学校が柵で囲まれるまでは、毎週、この石碑を訪れ、しばらく佇んでみえたのが、柵ができたために自由に入れなくなってしまったのだというお話に胸が詰まりました。
私たちのオフィスの窓の真下にあるということは、何らかのご縁があったのでしょう。明日から、窓のブランドを触るたびにお祈りさせていただくことにします。きっと、ICETのオフィスをずっと見守ってくださっているのでしょうから。
3時間の労働に、最後はさすがに疲れが出てきたようです。よく働きました、みんな。
造園士のサムさんが、「ICETの生徒たちがこんなふうに手伝ってくれなかったら、到底思っていたことはできなかった。本当によくがんばってくれた。感謝でいっぱい。」と、とても喜んでおられました。
作業中に思わぬ発見がありました。ドアがないので、そこに行くこともないし、普段は、花壇の中なので見えないのですが、ICETのオフィスの窓の下に、小さな石碑がありました。サムさんのお話では、ここに名前が刻まれているジェラミー・リトルという方は、ジャーナリストとなりテレビ局のレポーターとして中東で取材している時に若くして殺されてしまい、お母さんが、彼が好きだったこのハイスクールに彼の形見を置かせて欲しいと希望されたのだそうです。学校が柵で囲まれるまでは、毎週、この石碑を訪れ、しばらく佇んでみえたのが、柵ができたために自由に入れなくなってしまったのだというお話に胸が詰まりました。
私たちのオフィスの窓の真下にあるということは、何らかのご縁があったのでしょう。明日から、窓のブランドを触るたびにお祈りさせていただくことにします。きっと、ICETのオフィスをずっと見守ってくださっているのでしょうから。