「今がんばった分は、あとで全部自分に戻ってくる」 – 卒業生の言葉

投稿日:2013年7月28日

名門バークレー大学への留学を控えた卒業生から便りがありました。

現在東京の国際基督教大学(ICU)2回生で、8月下旬にカリフォルニアにあるバークレー大学に留学するタカオユキさんから、心境を綴った便りが届きました。このブログへの掲載、喜んで、と許可が出ていますので、ご紹介します。卒業生からの便りは、格別に嬉しいです。

 現在留学している生徒たちに、すばらしいメッセージがあります。

 

房枝先生へ

お変わりなくお元気でお過ごしのことと思います。Facebookにも投稿いたしましたように、ついに留学まであと27日、というところまで迫ってまいりました。

早いもので、これがわたしにとっての3回目の留学になってしまいます。いつの間にか留学が学生生活の一部となってしまったようです。そんな今でも、シドニーで過ごした日々はきれいなままいつまでもわたしの心の中にしまわれています。

留学中の長期休暇(冬休み)は寮が閉まるので、同じようにカリフォルニアにある大学で交換留学をするICUの友人と3週間余り西海岸を旅行する計画を現在立てています。メキシコにもどうせなら行きたいね、と話していたのですが、もしよろしければ、先生のおすすめする観光地などございましたら是非教えてください。

もう先月のことになりますが、ふとICETの仲間と集まりたいと思い、’09の関東にいるメンバーの一部で同窓会を開きました。久しぶりの話に花が咲き、一方で変わらない雰囲気に安心したり、リホの携帯でSkypeをつなぎ、NZにいるこうめいと通話もしたりしてとても楽しかったです。また先週は、米国ビザ取得で大阪に行った際にサキに会ってきました。

今は実家に帰ってきていますが、自分はこれほどまでに素晴らしい家族・またわたしが帰省しているという連絡をみずからしなくても、次はいつ帰省するのかを案じてくれる地元の友人がいるということを肌で実感しています。

最後になりましたが、留学中盤のICET´13の中には自分の将来について悩んでいる子・不安を抱えている子が少なからずいると思います。わたし自身もまだ発展途中な面もありますが、今頑張ったぶんは本当に後で全部自分に返ってくるんだよ、ということが是非何らかの形で彼らに伝わればと思います。

では、本当に最後に。房枝先生、ICET Staffのみなさま、Davoの先生方、ホストファミリーのみなさま、ICET’13 の健康と、ICETのさらなる発展を心より願っております。もしICUを帰国生受験したいという後輩がいれば、わたしたちでできることなら喜んでサポートいたしますよー(まわし者ではありません!)

 

Yours Sincerely,

Yuki Takao

 

以上、ユキさんからの便りです。

ICETを卒業した生徒たちは、大学に行ってから、まるでそれが当たり前のようにまた新たな留学に出ていきます。もっとも、そういう留学制度のある大学を選んで進学しているということもありますが、でも、それなりの成果を出していなければ、留学に送り出してもらうことはできません。多くの卒業生が大学在学中に、半年、1年と、出ていっているのは、嬉しい限りです。ICET時代に培った英語力を駆使し、さらに広い舞台で高度な学習を自分のものとしていく若者たちの姿は逞しいですね。

ユキさんもその一人で、多くの若者が憧れるバークレー大学に留学します。多いに学び、多いに楽しみ、すばらしい10ヶ月を過ごしてください。

2013年度生の皆さん、「今頑張ったぶんは本当に後で全部自分に返ってくるんだよ」というユキさんの言葉、しっかりと受け止めてくださいね。留学中にがんばって培ったことは、すべて、未来において、自分に返ってくるという卒業生からの言葉は、励みになりますね。

ユキさん、ありがとう!!! 気をつけて行っていらっしゃい。バークレイー便りを待っています。

 

 

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