たくさんの訪問客

投稿日:2013年8月6日

毎年夏休みには、たくさんの中高生が海外に出ます。

アメリカやカナダが圧倒的に多いのですが、オーストラリアにも毎年たくさんの日本人の子供たちが短期研修で訪問してきます。

2000年のシドニーオリンピックが開催された前後では、その数、3万弱で7月8月の飛行機はどれもほぼ満席だと旅行会社の方からお聞きし、たいへん驚きました。その後、SARSなどの感染症の心配や日本経済の低迷で数は相当に減ったそうですが、ここに来て、政府の奨励があり、また、徐々に増えていくことでしょう。

DHSは、前橋市と強い絆を持っています。

もう10年以上になるのでしょうか、一度DHSを政府からあてがわれて訪問し、すっかりと気に入り、その後は、DHSを指定しているということで、毎年、恒例の行事となっています。中学生が、今年は40名、学校でアレンジされたホストファミリーに滞在し、学校の授業に参加したり、いろいろなところを観光します。

独自のESLのレッスンが組まれ、そこで英語の学習をしたり、DHSの授業の中にバディと一緒に入ったりします。2年前にこのプログラムで来たフウカさんは、この環境で高校生活を送りたいと、今年からICET/DHSのプログラムに入って勉強しています。

昨日は、前橋市の代表の方や学校の引率の先生がたにお会いし、順調に楽しい留学生活を送っていることを彼女自身がご報告でき、安心していただけたことは喜ばしいことでした。

一度、DHSのダンス部が前橋市を訪問したことがあります。シドニーは名古屋市と姉妹都市締結をしていて、その行事に参加するために日本を訪問した際に、前橋市で公演させていただいたものです。DHSで勉学していたヨシタケケイコさんやナカヤマアイさんもDHSのダンスグループ代表のメンバーとして参加しました。当時は、日本には、まだヒップホップも流行っておらず、高校生のコンテンポラリーダンスは本当に珍しいもので、コスチュームや動きの美しさが人々を魅了しました。

前橋市の生徒たちの訪問は、ICETにとっては、すでに半年以上を国外で過ごしている体験者として、そして、英語が上手になっている学習者としての先輩ぶりを発揮する時です。いろいろなところで、ヘルプを差し出すことができます。また、半年前の到着したばかりの自分たちを思い出し、自分の変化、成長を改めて感じることができる時でもあります。

昨日は、さらに嬉しい訪問客がありました。

2人の卒業生です。シドニー工科大学でコミュニケーション(特に映像関係)と国際関係をダブルで学んでいるカワイヒカル君。そして、日本で、大分のAPU(立命館アジア太平洋大学)で学んでいるナカヤタイキ君です。短い時間でしたが、たまたま全員そろっている時間だったので、思い出話やどんなことに励んだらいいかなどの話をしてもらいました。

 

 

 

 

 

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