すべての行動は自分の選択
投稿日:2013年8月16日
Day of Hopeのセッションの続きです。
私たちの毎日の生活は、「選択」の連続から成っています。
瞬間瞬間に、それを意識するかしないかは別として、私達は「選択」をしています。今、授業に集中するか、それとも、友達と私語するか。誰とつきあうか、何を話すか話さないか、どのスポーツをするか、いやだと思うことは無視するかそれとも挑戦するか。りんごを食べるかバナナを食べるか。本を読むか読まないか。どの本を読むのか。
小さなことから大きなことまで、すべてが選択です。その選択の結果が、今の自分を形作っているということが言えます。
留学するという選択は、重大な選択だとわかります。なぜなら、前後が著しく違うことが形で見えるからです。しかし、一見重要そうに見えない選択も、あとになって振り返ってみたら、その選択が自分の道を大きく変えることに結びついていたということも多々あるのではないかと思います。
ゲリン氏は、こんなふうに言っていました。
“Don’t choose things you hate yourself later for that choice”. 「その選択をした結果、あとで自分を嫌うようなことになる選択はするな」
「この世界において自分の存在の意味が見出せないことほど、怖くて惨めなことはない。ならば、どういう選択をしたらいいのか。」
「その答えは、自分との付き合い方にある」ということで、こんな表現を使っていました。
1 種植え
種(夢やビジョン)は土壌が良くないと育たない。だから、まずは、自分の中身を整えないと。
2 水をやる
隣の芝生がより緑なのではなく、芝生は、水を与えられるところが緑になる。つまり、自分の身体にも心にもいいものを補給しなさいよ。
3 雑草は抜き取る
いやな考えや、否定的な思いが忍び込んできたら、さっさと刈り取り追い出すこと。そんなものは要らない。
4 自然には季節があるように、人間の気持ちにも浮き沈みはある。悲観してもまた希望が訪れてくる。
5 自分を楽しみなさい。自分の収穫を楽しみなさい。
自分をしっかりと育てることが大事。自分がしっかりと存在していないと何事も始まらない。
自分が誰であるかがわかり、自分が何をどのように欲しているのかがわかれば、自分がする「選択」は、自分だけに都合のいいものではなく、周りの人々にとっても良いものとなるでしょう。
みなさんは、ひとつひとつの決定を意識して「選択」していますか?