留学生の選考決まる
投稿日:2013年8月18日
DHSは、ふたつの姉妹校を日本に持っています。
毎年2名、それぞれの学校に代表者を送っています。
ひとつは、盛岡中央高等学校。来週の金曜日に、Pattinson校長先生と2名の生徒が出発し、約1週間滞在します。「国際フォーラム」にいろいろな国から集まってくる参加者と交流し、テーマに沿ってプレゼンテーションをします。代表は、11年生から選出されます。
日本では、ホテルでの宿泊と、ホストファミリーにお世話になる数日との組み合わせです。去年DHSで1年間過ごしたハルノさんがぜひホストさせて欲しいと早い時期から希望を出していました。再び交流ができるだけでなく、自分の文化の中に迎え入れることで、文化に関する理解がさらに深まることでしょう。
もうひとつは、岡山学芸館高等学校への短期留学。今年は、11月8日から12月8日までの1ヶ月です。こちらは、10年生から選出されます。
今年応募してきたのは9名。これだけ大勢の応募があったのは数年ぶりのことですが、みんな揃って優れた生徒たちで、極めて難しい選出になりました。
9名のうち8名が7年生から日本語を習っています。何人も去年実施された日本への研修旅行に参加し、日本にとても特別な想いを抱いています。普段から、ICETの生徒たちとの交流を積極的に求めている生徒たちが何人もいます。その9名全員といってもいいでしょう。ICET主催のURA Forumにも、何人も参加しています。7年生の時から、この選考を待っていた生徒たちもいます。
何を基準に選出するかが大事な点となります。DHSの教頭先生、10年生のアドバイザーの先生、マニング先生と私が、その難しい座に座りました。
面談し、2日間いろいろなことを協議した上で選ばれたのは、Justin Knight君と Matt Connolly君。おめでとう!
今年は、DHSからの二人だけでなく、学芸館高等学校の姉妹校であるGosford HSから7名、そして、Manly HSから1名と大所帯です。受け入れてくださる学校も、また、ホストファミリー探しをしてくださる国際教育センターの先生方にもご尽力いただくことになります。
ホストファミリーとの生活が日本からの留学生の日々の幸せと安定の鍵となるのと同様、日本でホストしてくださるファミリーとの生活が上手に行くかどうかが研修の成功の鍵となります。
学芸館には、去年留学してきた生徒たちが大勢います。受験の時期で大変ということがあっても、ホストすることで去年のときめきを取り戻すことができ、英語をブラッシュアップする機会となります。日本文化を多いに発信するすばらしい機会です。その体験が机上の学習だけではなく、何故に英語を学習し、大学で高い学問を身につけたいのかを体全体、心全体で感じることができ、逆に、受験への熱を高める結果ともなりましょう。
来年留学してくる生徒たちもたくさんいます。留学して自分がホストでお世話になる前に、ホストするという体験を通して、お互いの期待、ニーズがどんなものであるのか、それを上手に噛み合わせるにはどうしたらいいかなど身を以て体験することは、すばらしい事前学習となります。それだけでなく、来年度、こちらに留学してきた時に、それがDHSであってもなくても、親しい現地の友達が到着時にいるということは、留学の出だしに大きなアドバンテージとなります。
ぜひ、この機会を上手に活用してください。
希望する場合には、国際教育センターの光岡先生に申し出てください。