世界の地図

投稿日:2013年8月21日

皆さんは、地図を見ることがお好きですか?

私は、小学校の頃から、地図を見るのが大好きでした。

どんな国にどんな人が暮らしているのだろう。どんな言葉を話すのだろう? どんな食べ物を食べているのだろう? どんな洋服を着ているのだろう。。。

国境線はどんなふうにしてできたのだろう? 河川や山脈など自然が境になっているものではなく、特に、まっすぐに引かれているものは、どうして、誰が、こんなふうにまっすぐに国境を引くことができたのだろう?

といった、いろいろなことを思いながら、地図という不思議なものに魅入ったものです。16世紀頃にできた世界地図などは、最高に惹かれます。

まっすぐな国境は、それが植民地支配のとんでもない置き土産なのだということを知ったのはずっと後になってからのことでした。

ブラジルではポルトガル語が、その他の南米の国々ではスペイン語が話されるようになったのは、たった数人の人々の話し合いによって決まったなどという途方も無く信じられないような事実を知ったのも、ずっと後になってからでした。

地図には、本当にいろいろな意味、歴史、人々の生活、文化などが刻み込まれています。

 おもしろい地図があります。

すべてにどのくらい信憑性があるのかはわかりませんが、実際のデータに基づいているものと思います。極めて面白いものがいくつもあります。

http://twistedsifter.com/2013/08/maps-that-will-help-you-make-sense-of-the-world/

どの地図が一番印象に残りましたか?

いくつも気になるのがあるので、全部をここにあげることはできませんが、3つあげたいと思います。

まず、5番目のマクドナルドの数。

マクドナルドは、オーストラリアを旅すると、どこの町にもあります。マックとケンタッキーフライドチキンは必ず、そして、時々ピッザハットが加わり、いずれも町の中心にあります。どれも、材料と特に調理法によりジャンクフードと呼ばれる体によくない食べ物の代表としてあげられているもので、ここ数年、オーストラリアでの店数は減少傾向にあります。

健康志向の強い日本ではマクドナルドの数が少ないと思っていただけに、アメリカに次いで多いというこの数字に驚きました。

11番目と12番目も大変興味深い地図です。

最もギョットさせられたのは、19番でした。

 3月11日の津波によって流された橋桁や家の破損部分が数ヶ月後にアメリカの西海岸に流れ着き、その始末に住民が困っているという報道が当時頻繁にありました。この地図は、太平洋の真ん中で運搬船からこぼれ落ちてしまったゴムのヒヨコが世界のいろいろなところにたどり着いた軌跡を示しています。かわいいヒヨコたちが波に浮かび流れていく様子は、ユーモアたっぷりです。

でも、原子力発電所から流れ出る汚染水がこんなふうに旅をしていくのだとしたら。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

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