「先入観は可能を不可能にする」
投稿日:2013年10月1日
「先入観は可能を不可能にする」
日本ハムのピッチャーそして外野手大谷翔平選手が好きだという言葉です。たまたま読んでいた雑誌に大谷選手の特集がありました。
ピッチャーと外野手。エースで4番を目指す。野球の世界では、これを二刀流と呼び、通常は無理だとされているものだそうです。
大谷選手は、甲子園で一躍有名になり、アメリカのメジャーリーグに入ることを希望。それを貫こうとしたところに、日本ハムが「二刀流」で彼を育てることを条件にドラフトで指名。それ自体が野球界では極めて異例なことなのに、その上、ダルビッシュ選手の背番号だった「11」を差し出したのだそうです。それだけ、大谷選手の能力が際立って優れているということなのでしょう。
その彼が高校生の時に教わって、念頭においている言葉なのだそうです。
ダメだと思ったら、事は成就しない。だから、「最初から無理だ、できないと決め付けるのはやめようと思った。どっちかに絞るということもしない。」という姿勢でずっと野球をやってきて今に至っている、そして、これからもその姿勢を持ち続けると言います。
まさに、この姿勢なのですね、何かに精通するには。
留学での学習にもまったく同じことが言えます。毎日遭遇するチャレンジにも同じことが言えます。
「1日にそんなにたくさんの単語が覚えられるはずがない」
「日本の政治のことなんて難しくて英語で説明できない」
「1年で英語がペラペラになるわけがない」
「テストで100点なんてとれるわけがない」
「あの人みたいに自分は頭がよくない」
「自分はやったところで到底できない」
「自分にそんなことが達成できるわけがない」
「あんな人と仲良くなれるわけがない」
「あの人たちは自分たちとは仲良くなりたくないんだ」
というような言葉が時折生徒たちから聞こえてきます。
始めからチャレンジすることも、到達することも、友達になることもあきらめてしまっているのと同じです。思い込み、先入観が、いかに自分の世界を小さくしてしまうか。
毎日の生活の中で、どうせ。。。と思うようなことがあったら、この言葉を思い出しましょう。
可能性は無限大です。そして、奇跡としか思っていなかったようなことが起こるのです、いくらでも。
挑戦さえしたら。
あきらめさえしなかったら。
努力を継続したら。
自分が本当に望み続けたら。
エネルギーをそれに注入し続けたら。
誘惑に負けなかったら。
そして、
自分を信じたら。