Swan Hill 到着
投稿日:2011年1月30日
数週間前にチュニジアの政権が崩壊し、今またエジプトの政権が崩壊寸前にあります。インターネットの呼びかけによる一般人民の終結した力によるものだということです。昨年後半からのWikileaksの情報発信により、国家間の外交における影響も計り知れません。情報の伝達方法、伝達される内容は、確実に世界の動きを変えつつあります。
オーストラリアでは、土曜日の夜は、夜中にテレビにかじりついた人々が多かったことでしょう。サッカーのアジア大会、Socceroo(サッカールー)と日本の対戦がありました。Soccerooという名前は、サッカーとカンガルーのルーを組み合わせたオーストラリアならの名前です。
スワンヒル到着早々、「日本、やったね。おめでとう!」と声をかけられました。
シドニーから900キロ余の旅を終え、無事4名の生徒と一緒にスワンヒルに到着しました。シドニーを出るだけで2時間以上かかってしまい、2日間にわたる合計13時間の長旅でしたが、楽しいおしゃべりで、みなとても短く感じられました。
Aaron校長先生、Doyle教頭先生、教会の長老Peter神父様、ホストファミリーとの連絡や学校の事務的なことをお世話くださるMrs. Brady、4名のサポートをしてくださるMiss Knee、そして、ホストファミリーの家族の皆さんが出迎えてくださいました。
マレー河の水位が今週末にピークを迎えると言われていたのですが、その時期が先に延び、「まったく問題無いので大丈夫、いらっしゃい!」と言われてやってきたSwan Hill。道中は、カンカンに陽が照り、道は乾き、Swan Hillの水のニュースは違う世界のことのように思えるほどでした。用心して、普段は通らない道を通ったのですが、どこにもその心配のかけらも見えませんでした。
Swan Hillに着き、ゴルフ場の横を流れるマレー河のほとりに出て初めて、岸辺まで水が上昇しているのがわかりました。川面は、本当にゆったりとした流れで、脅威や危険を感じさせるようなものではまったくありませんでした。でも、ここ2,3週間の騒ぎで、観光客もビジネスの人々も訪問が激減し、町の様子は一変してしまったということです。
今日は、久々に夏らしい日になったということですが、40度の日光を浴び、肌が刺される暑さを感じます。果樹園を経営するCarmichaelさんが、取り立ての桃を50個ほど届けてくださり、全員に分けてくださいました。
4名の生徒たちは、それぞれのファミリーに嬉しそうに散っていきました。
ホストファミリーや迎えてくださった方々、そして、道中の写真を掲載したいのですが、いつものPCではないので、写真の縮小ができず、大きすぎてここに掲載することができません。すみません、技術不足で。写真は、Photo Galleryか何かを使って、もっと上手に掲載できるよう研究してみます。しばらくお待ちいただければ幸いです。
ともかくも、無事に到着。スワンヒルでのプログラムがスタートしました、というご報告まで。