賞状

投稿日:2011年11月21日

 1年目の全員の生徒が、賞状と認定書がたっぷりと詰まったフォルダーを持って帰ります。  そこには、今年1年彼らがしてきた活動の歴史が詰まっています。  そのひとつひとつに、違う文化の中で生活してきた彼らの日々の体験が詰ま

ジャカランダが咲く頃

投稿日:2011年11月14日

 ジャカランダという美しい樹木があります。  昔、メキシコに住んでいる頃、この花の美しさに魅せられました。ハカランダと呼ばれていました。  オーストラリアに来たら、この花が咲く季節があることを知り、とても嬉しかったです。

アフルエンザ

投稿日:2011年11月8日

 Emptiness – 「空虚」  先回は、大きな達成を成し遂げた後の「虚無感」に触れました。  今回のemptiness (空虚)は、何か大きな出来事を体験し、達成し、その後にやってくるものではなく、芥川

Boundary 8

投稿日:2011年9月30日

 力を虐げられてきた人々が国民としての権利と自由のboundaryを拡げているのが、アラブの春です。  エジプトから始まった動きは、シリア、リビア、イエメンへとあっという間に広がりました。  遂に、パレスチナも、国連とい

Boundary 7

投稿日:2011年9月30日

 古代エジプトでは、「上手な人間関係をきずくことが、最高のアートである」という観念があったという話を聞きました。  人々の感情の機微、置かれた社会環境、そこにいたる歴史的背景、前後に起ることで刻々と変わる状況、その他無限

Boundary 6

投稿日:2011年9月26日

 明文化されたルールなら、極めて明確です。  明文化されているのですから、白黒がはっきりとわかります。迷う余地はありません。  それさえ守っていたら、信頼を置いてもらうことができ、周りから大事にされます。  規則というb

Boundary 5

投稿日:2011年9月26日

 「限界」という意味のBoundaryには、実際にそれ以上近づくことを禁じられているというものもあります。  特定の人しか許されていない場所、秘密結社、宗教的儀式、危険物が格納されている場所など、関係者ではない者が近づい

Boundary 4

投稿日:2011年9月21日

   自分のboundary(限界、存在範囲、他の人間とのバランスを保つ線、他者との間の期待値)はどこにあるのか。  人生は、もしかしたら、その線がどこにあるかを捜し求める試行錯誤の旅の連続なのかもしれません。  以前お

Boundary 3

投稿日:2011年9月19日

  留学生が最初に感じるboundary(壁)は、言葉です。  同じ言語でないために、そして、まだ、英語が不自由なく使える段階ではないために、そこで、「話しかける」という行為の前に壁がはだかります。少なくとも、そう感じら

Boundary 2

投稿日:2011年9月18日

 日本とオーストラリアは、経済的に同じようなレベルにあるために、生活レベルでは衝撃を受けることはあまりありません。  違いを感じるのは、言語と習慣でしょう。  これをboundary(壁)と感じてしまうかどうかは、心が、

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